outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

特特特大誤算

2008年06月13日 23時58分24秒 | 日本三百名山に登る旅
昨日のヒグマ遭遇に続いて今日も予定外の出来事に遭遇しました。

一生は勿論20年先迄を計画し、7年ごとに一週間単位の計画をたて、半年毎に日々の計画を立てる人間が裏を返せばどれほど「いい加減な計画(人間)」であるかを証明するような事件に出会いました

まあ完全な人間なんて居るわけもないし、それだから面白いんですが・・

今日の朝、官庁の開店時間を待って「林道管理所」へ電話を入れたんです

「その林道はバスが入れますか」と

実は次に登る予定の夕張岳はガイドブックを見ると「普通車以上は入れない」と書かれていたので確認したんです

林道作る場合の条件は「4トン車」が入れることが日本の基準で4トン車が入れれば自信があるんです

そしたら答えは「4トン車は入れますが6月29日までは閉鎖してます」との返事

今日は13日の金曜日クリスチャンが喜ばない日に僕は驚きで

16日と言えば半月後です

一筆書きで進む予定の今回の旅で一つを残すと大変な事になります。

実は僕にはホロホロ3世で世界一周の航海中お世話になった人が北海道に何人かいるんですが・・・

この度の旅は「倉庫改造」を頼んできた為に最初の予定より一ヶ月短くなって北海道に居られる期間が3ヶ月しかないから「内緒で」旅をしようと考えていたんです

だから誰にも連絡しなかったんですが・・・

これはもしかすると「神さん」がそれはいけないとヒグマを出し、林道を閉鎖しているのかもしれないと考え直し電話を入れました

ヨットで海外を航海する場合殆どのヨットは「シーガルネット」か「オケラネット」にチェックインして日本との連絡を取ります

そのシーガルネットは僕が14年間海外を航海していた間ずっとお世話になっていたんですが・・そのアマチュア無線の本拠地は北海道にあります。

アマチュア無線の「ネット」にはコントローラーと呼ばれる中心になる人が居るんですがその一人が岩見沢市の九津見先生でもう一人サブコントローラー(現コントローラー)の西村氏が札幌にいます。

余市岳から小樽を通って夕張に向かおうとして林道の問い合わせ電話を入れたのは札幌でしたから・・・

西村さんに電話を入れました退職者だけど・・突然だし計画もあるだろうと思いながら

そしたら「時間はあるし是非会いましょう」との返事でそれじゃあと北海道に来たら「これは逃せない」サッポロビール園で一緒に夕食をすることに決まりました

久しぶりに会う人と一緒に飲まずに過ごせませんからビール園へ電話して呑んだ後駐車場で泊まりたいと頼んだんですが断られ西村さんの家の近くの公園へバスを停めて迎えに来てもらい一緒にビール園へ行きました

69歳の西村さんは目が不自由(全盲)なんですが気持ちはいたって元気で奥さんと4人でビール園の後も西村さんの家で先ほどまで呑んで喋って愉しい時を過ごしていました

明日は一緒にパークゴルフをすることになっています。

さてさて・・この後の動きですが片っ端から電話して調べると残る殆どの山の山開きが6月25日以降です

かと言って25日までボケて居れませんので一筆書きを少し諦めて開山している樽前山の方へ移動しようかと考え中です

写真は余市岳の頂上手前300メートルにある「偽頂上」から見た羊蹄山です

さすが百名山ですよね~・・僕が登ったときは全く何も見えない山でしたが・・
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色々な報告があります

2008年06月12日 21時32分02秒 | 日本三百名山に登る旅
写真は昨日から今も居るキロロリゾートの中のスキー場とマウンテンホテルです

八時間半歩いて戻った時に少し上から写しました。 バスを停めているのはホテルの裏側で見えません。

昨日コレラタケを見つけた後大きなキノコを沢山見つけました

でも多分毒キノコだろうと思っていたのですが・・調べると間違いなく食べられるキノコで「サケツバタケ」でした

全部で20本ほど収穫次回写真アップします。

今朝は5時に起きて6時丁度に出発しました

ホテルの横で林道が閉鎖されているため歩かなければなりませんでした

登山口へ着いたらゲートに書かれていた通り75分経過していました

そしてやっと登山道へ入って沢沿いの道を進みます。 何か居ないかと見ると20センチほどの魚影がチョロチョロしてましたが竿を持っていません

距離があるので沢沿いを行くことは解っていたんですが竿を持っていく勇気がありませんでした。

そしてそれほど急でない道を登りますブナはニセコ辺りが北限なのでなくなり変わって大きな白樺の森を進みます。

ネマガリの竹の子を採りながら・・そして頂上の手前にある「偽頂上」へ着くと目の前にどっしりと羊蹄山が聳えていました

そこから300メートルほどで本物の頂上へ到着

羊蹄山やアンヌプリ、狩場山を眺めながら弁当を食べました。

そして同じコースを下山していたんですが・・・

僕も美由紀も山に登る時は熊除けの鈴をザックに付けています

僕の鈴はそれほど大きな音は出ませんが美由紀が付けているのはインドネシアで買った手作りの大きな鈴で今まで会ったどんな人もこれには絶対負ける程大きな音がし続けます。

ヒグマも含め熊は耳が良いと言うのは全く嘘である証明が出来たんです

ゴロゴロガラガラカンカンと二人が下山していると話しをするのさえ困るほど大きな音で「騒音」と文句が出ないか心配な位なんです。

でも・・・

曲がり角を曲がると4メートル前にヒグマが居ました

人間の耳でさえ20メートルも30メートルも離れていても美由紀の鈴の音はうるさいほど聞こえるんですよ(耳を澄ませば100メートルでも聞こえます)

ヒグマにも色々都合もあったでしょうが・・

下山中の人の目は殆ど足元を見てますがその目の中にヒグマが入ったんです(僕はつばが長いキャップ(帽子)を深く被っている)

逃げるなと書かれていたから逃げないつもりでしたが思わず後ずさりしました。

そりゃあ誰だってすると思います。ヒグマはとてつもなく大きいんですから

ただ幸いだったのは向こう向きだったんです

そして向こうも動物性タンパク質が欲しいと思っていなかったんでしょう。

ネマガリの藪の中へ入りました。 ところが・・ほんの少しだけなんです

しばらく待っていたけど動きません。 じっとしているのが良いのか平気な顔して通り過ぎればよいのか考えましたよ。そりゃあ必死ですから

でも頂上に向かって逃げるわけにも行かないし(下山道はそこしかない)これは縄張りの中に居るんだと思って横目で見ながら声を出しながら下りました

どうか心変わりしないでねってお願いしながら

ものすごいヒグマの匂いと恐怖に耐えながら・・・

50メートルほど進んでから膝がガクガクしましたよ

やっぱりヒグマは多すぎます。 そしてあいつは耳も悪いから鈴の効果がどれほどあるか・・余り期待しないことです。

お腹の加減と言うか生理的に一定間隔で動物が喰いたくなる時期に出会わないようにするなんて出来ませんから・・・

でもまあ今回は二人とも内臓喰われずに済みました

しばらくして平常心を取り戻しコシアブラやウドを採りながらバスに戻りましたが
人生「一瞬先は闇」だとつくづく感じた一日となりました

でも今年一人くらいは余市岳で喰われるんちゃうかな~・・

夜になって普通のテレビは映らないけどBSはさすがに映るので映画見ました

今までだと本を読んでたと思うんだけど・・
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見なければ損??

2008年06月11日 18時58分34秒 | 日本三百名山に登る旅
昨日秋田の菅さんにソイの刺身をご馳走になった上に別れ際に貰ったアラで今朝は味噌汁を作りました

そして菅さんを呼んで一緒にバスの中で朝食

秋田の言葉っていいですね~・・

僕が使っている関西弁に近い阿波弁は秋田弁など東北の言葉と比べると全く薄っぺらに感じてしまいます

あんな言葉で喋られると例え「詐欺師」であっても信じたくなってしまう・・そんな暖かさを感じる言葉ですね。

九州の言葉もそれに近いけど・・・

タンクに水を入れて余市岳登山口へ向かったのですが・・霧が濃くて・・途中の道の駅みたいなトイレがある駐車場で休憩

昨日取り付けた衛星放送が見える新兵器を無理にでも使いたいから・・スカパーお試し期間ながら映画を一本見て昼食。

そしたら天気が急回復してきて青空になってきました。

そうなるとソーラーが働いて電気がまたドンドン出来るのとまだ時間もあるからと・・もう一本映画を見ました

しかし「テレビを見に北海道へ来ている」のではないんですよね~

取り付けたからには「見ないと損」みたいな考えになっているけど・・付いてみると・・・

電気は良く食うし・・別に不便はなかったから今までの小型テレビで十分だったな~

などと考えています。

そして余市岳の麓にあるキロロリゾートまで来たんですが・・そこから登山口までの3キロあまりの林道が閉鎖されていました

しかたなくリゾートの駐車場で泊まることにしたんですが・・明日は予定より長い(往復7キロ)歩きになります


写真は4月に秋田を出て北日本を周った後北海道へ上陸しこの後北海道の海岸線を一周すると言う菅さんです

10月に四国へ来た時は寄ってくれることになっています






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アンテナ取り付け完了

2008年06月10日 20時29分00秒 | 日本三百名山に登る旅
朝の岩内岳はかっこよかったな~・・・

二日酔いでぼけっとしてましたが

朝食の後もゆっくりしてホームセンター「ホーマック」が開くのをまって店長に頼みました

「徳島から来たんですが・・・バスの屋根にBSアンテナを付けるのに色々買い物をしたいんだけど・・屋根が高いから登るための梯子借りられませんか」と

そして梯子を借りて二つのアンテナを設置する場所を決めて先ずは地上デジタル用アンテナの土台をウロウロ店内を歩き回って発見

手摺の端を止める金具とそれに合う丸く削った棒です。

棒を丁度良い長さに切ってエポキシボンドで固めておいてBSアンテナに取り掛かりました。

車載用の自動追尾式アンテナは便利なことに底面が強力な磁石になっていて置いたら最後外すことが出来ないほど屋根に吸い付きました

電動ドリルは持っていたけどアンテナケーブルのカプラーが通る穴(16ミリ)を開ける錐が無いのでマタマタ店内を歩き回って穴を大きくする錐を買いました

これが予想以上に優れもので・・・間違って二箇所に穴が開いたけど一つをシリコンボンドで塞いで一つにケーブルを通しました

最後に配線をして・・試写をすると・・・バッチリ映りました

ホームセンターの前で作業をすると極めて便利結局10回ほども少しづつ買い物したけど夕方4時前には完成しました。

ただ・・・地上デジタルはここでは映らないようです

そして今美由紀は「スカパー」(お試しサービス期間)で映画を見ています。

5時過ぎに秋田ナンバーの軽四キャンピングカーが来たので声を掛けたら・・
「ソイの刺身があるから呑みましょう」と誘ってくれて二時間ほど呑んでいました

菅さんは今年三月に退職したばかり。約一年の計画で日本全国を回るそうです。

その後は・・家庭菜園すると言っていました。

10月ごろに四国に来るとのことなんで是非家に寄ってください、ソイを頂いたお礼に蟹かスッポン準備しますと言ってあります

しかし菅さんが買ってきたソイですが特大のサイズで魚屋さんで一匹を見つけ刺身とアラにしてもらっていたんですが・・新鮮でコリコリと身がしまってそれは美味しい味でした

おまけに他に食べ物が沢山あるからとアラ(頭や骨)まで貰いました

明日の朝味噌汁にして一緒に食べる作戦です

僕らの場合バスの中で食事を食べるので旅先で会っても一緒に飲む機会はそれほどありません。

その点小さな車の人は外で食事を作り外で食べるので知り合い一緒に食べる機会は多いのではないかと思いました

一長一短ありますね 愉しい時間に美味しい刺身でまたまた飲みすぎています

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残念がったり嬉しかったり心配したり

2008年06月09日 23時53分53秒 | 日本三百名山に登る旅
ゆっくり半月湖駐車場で朝食をとって何度も羊蹄山を見て(夜中に二回小便に起きた時も含めて)今日にすればよかったな~・・

などと思いながら快晴の空を見ながら9時まで水を入れたり散歩して過ごし倶知安へ買い物に移動しました

今晩の予定泊地が「岩内」だったので・・・

実は「岩内」と言う北海道では余りメジャーでない岩内郡岩内町(多分北海道以外の人でここを知っているのは千人未満?)へ行くのは二度目でした

そして何故か以前行った時に「凄い田舎町」と思ってしまっていたんです。

多分冬で殆どの家が雪で埋もれていたから??二階建ての家は平屋に見え平屋の家は雪に埋もれて見えなかった??

ところが今回(雪が無い季節)来て見ると殆どの平屋と思っていたのが雪が解けて二階建てになっているし・・買い物をしてなかったので何でも売っている八百屋位しか無いと勝手に思っていたら・・・・

僕が住んでいる阿南市より街だしもしかしたら・・・徳島県の県庁所在地ほどもあるような大手スーパーに大手ホームセンター、大手電気店などがある街でした

人間(僕)の印象の頼りなさ・・・に驚いた出来事でした

徳島に住んでいる僕らには想像も出来ないことですが豪雪地帯では冬には二階から人が出入りするような所もあるのです

ここ岩内は??先の供述は僕の冗談です

そして久しぶりに「きみちゃん」に会って受け取って貰っていた荷物を貰いました

そしてすぐにバスに持ち込んでどのように取り付けようかって考えるのって・・愉しいですね

そして時間が経ち・・きみちゃんの家で晩飯をご馳走になり(僕はきみちゃんが作ってくれた肴にすっかり酔ってしまいましたが)愉しい時間を過ごしました

その後・・・バスを置いている道の駅まで送ってもらってブログを書いています



話しは変わりますが・・・最近立て続けに起きている「通り魔事件」(今回は秋葉原で7人死亡?これが3回目?4回目?)ですが・・・

僕が数年前から言い予期していた社会がいよいよスタートし始めたと感じます

これを僕が予期できたと言うことは必然でもあると思うのです。

このままでは日本に住む殆どの人が加害者か被害者になる社会になります。

なぜなら・・この加害者を含め20代から40代の人達の半数が全く希望が持てない「日本」になっていて加害者を自分の代表(身代わり)として支持し社会に警鐘を与えるために追随しようとしている大勢がいるからです。(間違った考えながら迫害されたイスラム原理主義者のように最初から命を捨てており「義」を行っていると考えている)(そう思えない人は大局的に社会が見えず気付かない人(とりあえず自分は恵まれていて)が多い)

人には一番に「生きる権利」がありそれを断ち切ることは何よりの悪行であり憎むべき犯罪です

しかしこの加害者に限らず今の日本は多くのこのような加害者と同じように「人として生きることが出来ない」(人間だから最も必要な)「希望」を持てない人達を沢山作っています

原因は60歳を過ぎて年金でどうにか食べていける人達が年金を受け取りながら労働力として参入することです。その人達に払う年金を掛けながら働く人達が年金はあるけど「もう少し」と欲張って働かれるとどうなるか・・誰でも解ることですが太刀打ちできません

このままでは20年を待たず10年か15年後に毎日このような事件が起きるだけでなく毎日強盗殺人が100~200件近く起き外出は勿論家庭に居ても常に命の不安を覚えて生活しなければならなくなります

子供や子孫にお金や財産を残すより「安心して暮らせる社会」を我々は残さなければならないと思うのです

どうか60歳を過ぎたら、これから子育てをする人達やどうしても働かなければ食べていけない人達にチャンスや希望を与えられるように自分の蓄えや年金を消費して遊んでください

貴方が幾ら子孫にお金を残しても殺されたら何にもなりません。

このままでは殆ど全員が加害者か被害者になってしまう
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羊蹄山で泣きました

2008年06月08日 19時13分56秒 | 日本三百名山に登る旅
北海道の夜は短く八時半に日が暮れたと思ったら三時過ぎに明るくなります。

4時に起きて羊蹄山を見上げると曇り空ながら頂上までしっかり見えていました

リベンジ成功?と急いで朝食を食べて・・でも出発できたのは丁度5時でした

駐車場からすぐ登山道に入るんですが・・始めは殆ど平坦な歩きやすい道です

高低差(登山口から頂上までの高度差)が1670mあるから二本杖を使ってですが・・距離も長いから気が急いてついつい早足になってしまいます。

なが~く歩いて疲れが出始めたとき出てきた標が「二合目」

こんな事で頂上まで行けるんだろうか・・と思いつつ登っていると段々急な登りになって行きます

それから・・・4合目に着いたらガスの中になっていました不吉な予感

少し休憩をしておやつを食べて6合目に着いたら雨でした

2003年に来た時も・・ガスの中から雨に変わり8合目でリタイヤしているんです。

小ぶりだったので傘をさしてしばらく様子を見ることにしました

20分ほど待っていたら雨が弱くなったので・・この程度なら汗が出るから濡れても余り気になりません

7合目、八合目と変わらず雲の中で下界も回りも頂上も見えず、見えるのは10メートルほどの範囲だけでした。

九合目から木が無くなり大きな石の上を登ります

この九合目と言うのがどう考えても8合目半でそこから頂上までの遠いこと

一度だけすっと雲が退いて「北山」と呼ばれる火口壁にある頂きが見えましたが・・

羊蹄山は火山で出来た山なので頂上には大きな噴火口があってその周りをグルリと周るようになっています

ところが視界は10メートル程で・・火口の方を見ても外側を見てもただただ白い霧だけでした 視界がよければこの大きな火口の中に三つの噴火口が見えるんですが・・・

おまけに北山側の火口壁上に出ると20メートルほどの強風でした

先に行った人がケルンの影に隠れて風が弱くなるのを待っている状態でした。

そこを二本杖で体を傾けて突破し大きな岩のところまで進んで岩陰で昼食をとりました

少し風が弱くなった気がして出発。 大きな岩の間を越えたり縫ったりしながら三角点地点へ

羊蹄山は最高点と三角点の場所が違うんです。

また岩を越えながら狭い火口壁上を進んでやっと最高点の頂上に着きました

ところが・・相変わらず視界は10メートル

でも風は弱くなってきました。写真だけ写して更に進み「お鉢」を周って下山。

途中、ネマガリダケの竹の子や行者ニンニクを収穫しながらゆっくり降りてきました

バスに戻ったら三時半、視界が無い高度差が大きい山にクタクタに疲れて今日はお酒を呑む元気もありません

でもアンヌプリからこの周辺の遠望は見ているので頂上に立ったことだけで中途半端ながら納得しました

今晩はこのキャンプ場で泊まり明日は倶知安で買い物して岩内のきみちゃんに受け取って貰っている液晶テレビやBSアンテナなどを受け取りに行きたいと思います

そのテレビを置く場所ですが・・先日今置いている小型テレビの所へ置けるように改造していたんですがどうも見にくい気がして・・昨日椅子を一つ潰してそこへ置けるように台をつけました

でもテレビが見えるようになるのは取り付けパーツが必要なので札幌に着いてになりそうです
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雨も上がりました

2008年06月07日 17時56分53秒 | 日本三百名山に登る旅
昼迄雨が降ったり止んだりだったから心配してたんですが・・雨も上がって羊蹄山の裾野が見え始めました

少しだけ買い物して後方羊蹄山の登山口である半月湖野営場へ来ています。

ここは二度目、前に来た時は九州のキャンピングカーの人と一緒に登ったんですが・・曇りだったのが途中から細い雨になって8合目で諦めて下山した経緯がある場所なんです

それが2003年でしたが、その時初めてここでキタキツネを見たことを覚えています。

そして徳島人の僕等が持っていたイメージのキタキツネと違って「汚いな~」と思ったんですが・・

今回北海道に上陸してすでに二回キタキツネに会いました

一度は国道5号線を渡っているキツネで(先日見たと書いたとき)後の一回はアンヌプリに登ってニセコの町へ戻る道でした。

僕らは極めて動物が好きなので通行している車が少なかったこともあってキタキツネを見つけたので大分通り過ぎていましたが写真を写そうと思って停車しました

キタキツネは慌てて逃げるかと思ったんですが・・・なんと走ってバスの傍に来たんです

そして「舌なめずり」をしたんです

多分観光客を乗せたバスの運転手はキツネを見つけたら・・お客さんにキツネを見せようと停車すると思います。

そして・・多分お客さんか乗務員が餌を与えるんでしょう・・多分ですが・・・

そうでなければ走って近づいてきて舌なめずりなんかする訳がないですもんね。

キタキツネに似た犬はいますよと言える位キタキツネは犬に似ています

でも本来キツネは野生の動物なんですが・・あれでは野良犬と間違う野良キツネです

人を襲うことは無いと思いますが・・多分あそこまで人に慣れてしまうと観光客の僕らは良いとしても地域の人たちはかなり迷惑をしているんだろうな~・・

野生動物の保護についてこれも考えてしまう事の一つです。

北海道は人口密度が低いから食料自給率が高く他の3島と比べると自然が残り動物も沢山居て傍から見れば素晴らしいところですが

住むのは大変だろうと思ってしまいます。 

でも・今世界中の国が慌てて温暖化を叫んでいますがこれが止まるのは15年は先でしょう

そうなると九州では二毛作が可能になりますが北海道は人が住むのに今より快適な場所になる可能性は大きいです

雪は降りますが量が3割は減るでしょうし何より雪解けが早くなります

昨日不動産業をしている前川氏が電話をくれてその中で教えてもらった事なんですが・・去年一番地価の上昇率が高かったのがここ「ニセコ」だったそうです

原因は中国、韓国ほかアジア、オセアニアからのスキー客が異常に増えたことらしいですが・・

もう少しするとスキーを出来る期間が少しになる可能性があります

反面、暮らすには快適になるかも知れません。

まあ・・先の事は判りませんが・・海抜1メートル以内に住んでいる人は早めに高い場所へ移動したほうがいいかも??

美由紀が今日もキノコ見つけて来ました

なんとヤマイグチの大きなのと少し小ぶりと二個です

炒めて食べたらうま~い

そんな具合ですっかり酔っております

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お姫様と暮らす

2008年06月06日 19時10分42秒 | 日本三百名山に登る旅
昨日のことですがアンヌプリへ登って降りて来た時にイキナリ「切れよ~でえ~」とカメラのストラップを目の前に突き出されました

「ほんなん知らんがな」とは僕は決して口にしません。

元はと言えば数年前、花の写真を写すのに良いカメラが欲しいと言うからそれなら・・キャノンの一眼レフが軽くて良いんちゃう・・と言うと「そうしょうか」と返事があったのでインターネットで調べて最新式のイオスを注文したんです

そしてそれを旅先で受け取って・・山にもって行ったんですが当然のことながら「バカチョン」よりは重たいですよね~

「こんな重いと肩がこる」とか「首が痛い」とまあ・・・いくらキャノンが軽いと言っても一眼レフだから・・当然なんですが

それが今回いつも同じ所に荷がかかるからストラップが傷んで切れそうになっていたのを発見しようです

僕のカメラなら僕も時々見るけれど触る事もない人のカメラのストラップのことなんて「知らんがな

殆どの女と言う生物は小さな時に・・大きくなったら「王子様が迎えに来て結婚する」と思っているそうです

すなわち自分は「お姫様」と妄想しているようなのです。

ところが・・タダのムスメですから王子様が来るわけも無く、少々自覚して適当なタダのおっさんと結婚することになります

そしてずっと自覚を続けていたら問題は起き無いのですが・・「三つ子の魂100まで」と言う様に無意識の内にお姫様根性が現れます

そうなると無意識の内に「頼まれたから仕方なく下僕と結婚してやっている」と言う気分になるようです

「姫である私が持つものが事前にチェックされていない」とイキナリ下僕の前へ「不備」の責任をどうしてくれる!と言わんばかりに突き出したりするのです

「そんなん知らんがな」等というと「打ち首」さえしかねない剣幕ですから従順で平和を好む男と言う生物は「ほんまやな~・・気がつかんかった」などと急いで紐の位置をずらす作業に取り掛かるのでありました

今日のニセコは朝から雨が降ったり止んだりでしたが今は勢い良く降っています

昨日山で写してきた写真をHP用に加工したり文章を入れたり、チャンバラを読んだりテレビを見たりでゆっくり休養の日を過ごしました

今は山菜とキノコの天麩羅で呑んでいます

日曜日の羊蹄山山開きまで明日もう一日休養ができます

写真は今居る駐車場から見た百名山の羊蹄山です。 駐車場に座って山の写真を写しているのは時々「姫」に変心するひとです。 写真をクリックすると大きく見えます
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プリプリプリ

2008年06月05日 21時05分07秒 | 日本三百名山に登る旅
何でプリが三つ続くかと言えば・・

朝6時起床。7時に五色沼温泉にあるニセコキャンプ場を出発。

目指すは日本三百名山の「ニセコ アンヌプリ」

雲はあるけれど晴れでした。 実は五色温泉から登ると最短コースで元の計画では予定していなかったコースなんですが・・

ZigZag(ホクレン発行の北海道ガイド付き地図)を見ていたら懐かしい「雪秩父」と言う国民宿舎を見つけたんです

何で懐かしいかと言えばヨット ホロホロ3世で世界一周に出る前の事なんですが沖縄西表島まで4ヶ月ほど新艇の慣らし航海をしたんです

ところが帰り着いた時に僕は貧血になっていました

ウオッシュレットでないトイレで痔が爆発 毎日トイレは真っ赤

人にはこれほど血があるのかと思うほど血を絞り出したんです

それで一ヶ月入院して手術を受けました。

「痔の手術は痛くない」と言うのは嘘ですよ

確かに手術自体は麻酔するから痛くないんですが

人は毎日出るものが出ますから・・・それが結構痛いんです

最後に「穴を広げる」作業があるんですが これは牛の人工授精をするようなステンレス製のクチバシ状の物にゼリーをつけて突っ込みます

この痛さと言ったら

そしてネジを回して広げるんです

百人が百人、千人が千人全てが間違いなく

です。

話しが脱線しましたが・・そんなことがあって体力がすっかり落ちてしまいました

そこでリハビリに来たのが一月の北海道でした

「スキーと温泉そして雪祭り」と銘打った(自分で)一ヶ月のツアーでした。

その時は普通乗用車で来て宿に泊まる作戦でした

舞鶴から小樽に着いて「裕次郎記念館」等を観光して入ったのが「雪秩父」だったんです

その時は道路の両側は5メートル程も雪の壁で雪の掘りきりを抜けてこの国民宿舎へ着いたんです。

一週間か10日か忘れましたが限度一杯滞在してスキーを愉しみました

その時札幌の友達夫妻と岩内の友達が訪ねてくれて愉しい宴会をしたことがあったんです

温泉がとにかく良い宿でした。当時一泊二食付きで8千円弱だったように記憶していますが・・料理は毎日殆ど同じでした

例の天麩羅&刺身+煮物、焼き物それと味噌汁、漬物だったように思います

でも雪は良いし友達が来てくれたりで「愉しい思い出の場所」だったわけです

20年近く経った今見るとミスボラシイ建物でしたが

マタマタ話しが長引きましたが・・呑みながらなんで・・・でも兎に角これがこのコースの登山口へ移動した理由でした


一つ目のプリの「ニセコアンヌプリ」は双耳峰で国道5号線を走っていると良く目立つ立派な山で登ってもまん前に羊蹄山、南に狩場岳、北に余市岳と有名な山が見えて大満足の登山でした

でもゆっくり登ったけど下山したらまだ11時でした。

バスでコーヒーを入れてアンパンを食べて隣の二つ目のプリ「イワオヌプリ」(別名硫黄山)へ向かいました

東西に羊蹄山、ニセコアンヌプリに並ぶ三つ目の「イワオヌプリ」は火山の山でいたるところから硫黄が出ている裸に近い山でした

下山してシャワーを浴びてニセコ町内まで降りて駐車場でこれを書いています

残る一つの「プリ」ですが・・

それは昨日の夕方のことです。

全く知らない人なんですが・・美由紀が「あの人なにしよん?」と言うので見ると
新しい車の運転席の窓へ大きな石を投げつけていました

犯罪?にしては・・と思いつつ出て行って運転席を見たら誰も居ませんでした。そこで「何しょん?」と聞くと「キーを落として・・・中に予備はある」との返事なんで「それならガラス割るよりJAFへ電話したら」と言ったんです

そしたら電話も車の中にあると言うから「じゃあ僕が電話してあげる」とバスに戻って電話しました

理由の他場所や車のナンバーなどを言ったら「本人に代わってくれ」と言うので携帯をもってその人の所へ行き電話を渡しました。

そこでJAFの会員かどうかで長い話になって・・・とりあえず30分ほど掛かったけど来てくれる事になりました

僕は「何かあったら言ってね」とバスに戻りブログを書きました。

そしてアップが終わって気がつくとその車は居ませんでした

途中でJAFが来たのは確かめていたんですが・・・

でも普通はですよ

僕は電話代を貰いたいと思うくらいなら電話もしないのですが・・常識的に携帯電話はタダで出来るものでないし、僕が声を掛けなければガラスを壊してかなり出費も掛かったと思うし・・JAFが来てドアが開いたら「お陰でドアが開きました」と一言挨拶くらいしてくれると思っていたんですよね

それで人は怒るとプリプリと表現しますが・・60(60歳位に見えた)になってもそれが出来ない人も居るんだ・・・とショックを受けたけどイマイチ怒る気になれず最後の「プリ」くらいの出来事でした。(でもなんか損をしたような気がして電話代を調べると770円んん~ん!)

ちょっと悲しい出来事でした

写真は今キャンピングバスを停めている場所から見た「ニセコアンヌプリ」です。
かっこいいでしょ クリックすると大きく見えます。

最後に・・痛かったけど痔は手術したほうがいいですよ
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国道を渡るキタキツネ見ました

2008年06月04日 19時41分42秒 | 日本三百名山に登る旅
北海道がオカシイのか今年の気象がオカシイのか昨日大沼国定公園でダウンジャケットを着て震えていたのに今日のニセコはTシャツ一枚で冷たいものが欲しい気温になっています

ニセコまでの移動中右手に立派な独立峰「羊蹄山」左にニセコ山塊の端のほうで鋭く尖ったアンヌプリが見えました

頂まで山が見えたのは北海道へ入って初めて

山を見て山に登るために北海道まで来た僕等にとってこんな嬉しいことはありません

昨日ですが余りにも天気が悪く山の楽しみが少ないと思い、他に何か愉しみを作らないと・・と思い、道の駅で「スタンプラリー」のノート(スタンプブック100円)を買いました

北海道の場合、道内にある全部の道の駅(103箇所)のスタンプが集まると「全駅完全制覇認定証」と「完全制覇ステッカー」が全員に貰えます

それが欲しくて高い燃料を焚いて全駅制覇に頑張っている人が結構いますが・・それは忙しそうです。 でもステッカーを貼っているのはなかなか「カッコイイ」ような

僕らはせいぜい30~40駅ほどだと思うんですが5駅以上のスタンプがあれば段階毎に色々な商品が当たります。

今までキャンピングバスで旅をして東北と北海道で一度づつ名産品を貰ったことがあるんですよ

皆さんも旅をするときは是非スタンプラリー参加してみてください。

話しは変わりますが・・

四国島の山に登っていても時々ツキノワグマの糞を見つけることがありますが四国で人の被害を聞かないので熊に関して殆ど知りませんでした

それが同じ日本でも本州の人、特に中部以北の人や北海道では昔から山に入るとなると熊を意識しなければならないのですが・・そんなことさえ知らずに過ごしている日本人が多いのが現状でないでしょうか。

前回山登りに北海道へ来た時も思っていたんですが今回五年ぶりに来て渡島半島の山に登り、麓で地元の人に聞いた話しなどから強い関心を持ってヒグマの事を色々調べてました

そんな中で幼稚園児や小学生で無い「大人」が「あんな可愛い熊をなんで殺すのか解りません」と書かれたページがあり、それに対して「貴方は優しい人ですね。」と書かれていました

最近、映画や漫画、ゲームや童話と現実の区別が付かない「 白痴 」(禁止用語かも?)としか思えないような人が増えているそうですが・・

「可愛い熊」と思う人は多分「くまのプーさん」か「テディベア」などの「ぬいぐるみ」が熊と思っている?

 だって実際の熊を可愛いと思えますか? ちょっと想像すれば動物園など絶対人を襲えない環境で見てさえ「大地震が起きたらどうなるんだろう」と思い僕は怖いです。

「野生の熊を想像することが出来ない」のか「熊被害報道」を知らないのか本当に白痴に近い人だと思ってしまいます。

「貴方は優しい」と書いた人は「優しい人」と思うのですが優しいことが正しいことでは無いと思うのです

一つのものを見たらその時感じたことをそのままにせず、その本質を探り、色々な想像をめぐらす事が反射的に出来る人が減っている?(僕らを職務質問する警官もその見本)

「野生を失った」と言えるのかもしれません。 

多くの物や情報を与えられ自分で考える習慣が無くなりつつあるのかも知れません。
本を読む人が減っているのも問題かも知れません(本は文字から色々な事を想像させるが絵や映像が加わる事はイメージを植え付け想像力を低下させる事も多い)

山に登っていて「鹿害」を多く見るので「小鹿のバンビはかわいいな~」と言う歌を「おいしいな~」と変えれないかと真面目に思うような僕ですけど

冬に獲った雄鹿は良く貰って食べますが硬くて余り美味しくありません。

でも夏の鹿は大変美味だそうです食べたことはありませんが・・

特に本州、四国、九州で鹿は増えすぎていますよね~・・美味しい時期に獲っても構わない様にして少し減らさないと「森林が無くなる」恐れがあるんですよね。 見てる分には可愛い鹿ですが・・・

こんな事を書くと非難されるけど・・・

鹿より遥かに頭が良くておとなしく悪いことをしない牛を平気で食べている人たちが・・僕は殆ど食べないけど・・高いから買えないだけだけど

ここ数日掲示板にヒグマのことを書いていたら「石鯛さん」から「羆嵐」と言う本を紹介されどんな本かとインターネットで検索すると僕は知らなかったけど漫画、ラジオ放送、舞台や映画にもなるほど有名な事件があったんですね

興味がある方はここに大まかなことが書かれていますので経過を最後まで読んで見てください。
 自分をその状況の中に置いて読んでいた僕は慌て慄き・・読み終わると喉が渇いていました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%AF%9B%E5%88%A5%E7%BE%86%E4%BA%8B%E4%BB%B6

または「三毛別羆事件」で検索するとウィキペデア百科事典に書かれています。



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忍耐力に欠ける男?

2008年06月03日 18時04分53秒 | 日本三百名山に登る旅
9月20日迄の短期計画表で今日6月三日は渡島駒ケ岳に登る日でした。

予定より三日も早く北海道へ入ったのに来てから唯の一日も晴れた日がありません

1993年に来た時も例年にない冷夏で晴れた日が殆ど無かったんですが・・北海道と相性が悪いのか

今日も朝から濃い霧で天気予報を見ても視界がスッキリする気配がしばらく見つかりません。

とりあえず「大沼国定公園」の一番の見所である場所を歩こうと移動しました

当然ながら駒ヶ岳は全く見えずでしたが島巡り小径コースを昼迄掛けて歩きヒラタケ採集

昼飯食いながら天気予報を見て「駒ケ岳後回し」と決定しました。

20年先まで計画していても今日、明日の計画さえ思ったように行きませんが渡島半島に二つしか登る予定が無い二つの山に視界が無い状態では絶対登りたくないのです

それと天気予報を見るともう少し北の道央地方では天気が良さそうなのです

そんなんで駒ケ岳に見切りをつけて「ニセコアンヌプリ」に登ろうと倶知安に向かう途中の道の駅「くろまつない」で泊まることにしました

明日登山口まで移動して・・明後日登ろう・と計画しています。

「羊蹄山」の山開きが6月8日の日曜日なんで羊蹄山は日曜に登ろうと思っています

頼むからいい天気になってな~と最近「曇り夫婦」の我々は神様にでも仏様にでも手を合わせたい気分です。

写真は「大沼国定公園」の「島巡り散策道」入り口の橋です 天気が良ければこの写真の後方には赤茶けた渡島駒ケ岳が見えるんですが
写真をクリックすると大きく見えます

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執念の成果

2008年06月02日 21時49分09秒 | 退職生活
北海道大沼国定公園の朝は呼吸をしていることが外からでも見える(白い霧が鼻や口から出る)寒い朝でした。

でも夕方より随分凌ぎやすくなっています

清水タンクの水が減っていたのを入れるのにバスを動かしていたら美由紀が途中で「歩いてかえる」とバスを降りました

そしてしばらくして戻ってきて「シャクヤク」見つけたと言うから・・前に見たことはあるけれど又見たい花なんで場所を聞いて見に行ったんですが

なかなか探せず6回も行ったり来たり

美由紀の老眼は僕よりずっと進んでいて乱視もきついのでメガネがあっても余り見えないのに・・花やキノコ、山菜などは小さなモノまで僕より早く見つけます

その美由紀はここの大沼へ流れ込む小さな谷をみてウロウロしてると思っていたんですが・・

「遂に見つけた」と戻ってきた時には「ヌメリスギタケ」と「ミツバ」を採ってきていました

前から水があるところへ行くたびにヌメリスギタケがあるはず・・・と探しながら探せなかったのを遂に発見する執念に驚きです

僕はと言うと殆ど一日中本を読んで過ごしました(一冊半読んだ)

ここのキャンプ場に車で寝ている人が5組います

それとビックリするような人が・・・

その人は67歳なんですが・・・昔は船乗りもしていたとか・・その後商売をはじめたそうですが・・失敗して・・家も無いそうです

でも年金は少ないけどあって一年中旅をしているそうなんですが・・その人は今回九州からここまで6日間で来たそうです

それなら普通と思うかも知れませんが来たのが90CCのホンダ、スーパーカブにテントや食器などを積み込んでキャンプしながら来たと言うので驚いたんです

独身なんですが・・病院通いがあるので一ヶ月の旅生活費は8万円位必要だと言っていました。

冬は九州から沖縄、夏は北海道で数年過ごしているんだそうですが「カブ」が凄いな~と感心しました

そう思うでしょ

他の車の人たちは僕が来る前から居て「じっと」動きません。 トイレと水運び程度しか車から出ない不思議な人達です

現在霧が深く外に出ると濡れるような状態で明日も曇りだそうです

晴れるまで我慢しようと思っているんですが

なかなか厳しいです


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五月の消費金と考察

2008年06月01日 17時57分56秒 | 退職生活
昨夜から雨が降ったり止んだりの渡島駒ケ岳麓、大沼国定公園湖畔です

昨日来てからまだ一度も駒ケ岳は見えません

裾野がほんの少し見えただけ・・そんな中三時前まで登った山(燧ケ岳、大千軒岳)の写真を整理してホームページ用の文章を書いていました

そして温泉に行き二時間ほどゆっくりし今別の駐車場(東大沼キャンプ場)へ来たところです

ここは無料だし昨日の狭い駐車場と違い広くて安心です

でも温泉から上がってロビーで地元の人と話していたら先月この近くの人がこの近くへ山菜採りに行っていて内臓を全部ヒグマに喰われたそうです遺体は収容できたそうですが・・

そしてその熊を猟師が何人も出て射殺しようと探したけれど発見できなかったそうです。

人の味を知ったヒグマは必ずまた人を襲うそうですから・・ここも安心は出来ません

こわいな~

さて先月五月1日から31日までの消費金額を報告いたします

4月に「61250円」余ったのでこれを使うためにこのバスへ新しい15インチの液晶テレビを取り付けることにしました(今までは小さな予備の古いカーナビでテレビを見ていた)

デジタルテレビだから先ずBS,CSアンテナと地上デジタル用のアンテナが必要になりそれを車の屋根の上に設置して使うので自動追尾式BSアンテナと可変指向性UHFアンテナが必要になります。

テレビはアクオスの15インチにしました。しかし5月に全て注文すると予算がオーバーするので6月とに分けて注文することにしました

スーパー食品他     33940円
観光入場料        3500円
燃料軽油及びガス    50610円
道の駅買い物       2820円
ホームセンター      2050円
外食           3490円
本            8100円
風呂、洗濯        8020円
通信費         12000円
フェリー大間~函館   38390円
自動追尾アンテナ    62540円

小計         225460円
先月剰余金      -61250円
差し引き消費金    164210円

繰越剰余金       35790円

以上の様になりました

結局アンテナを買わなかったら162920円しか消費出来なかったことになります

その上に燃料をプリペイドカードで入れているのですが一万円ほど残っていますとは言え走ると矢張り燃料代は急激に増える(4月は27000円だった)ことは間違いありませんが・・

これらを見て考えると今月テレビと地デジ用アンテナ、それにAU通信カードのUSBポート用ホルダーを買うので(今日注文した)それで合計61968円消費できます

今月は移動もあるし燃料代も上がったのでもう少し余分に掛かるかも知れませんがフェリー代が要らなくなります。

後は大して変わらないと思うので今月末には剰余金の消費が完了してジャストになるのでは・・と思われます

しかし今回は「テレビ及びアンテナ」で3ヶ月の消費金を合わす事が出来ましたが少々予算を組みすぎていたのかも知れません

このバスの燃費は矢張り良くないしフェリー代に至っては普通車の倍以上掛かっていますから普通のキャンピングカーならかなり頑張らないと年金が消費しきれないのではと心配してしまいます

外食をもっともっと増やすべきなんでしょうが・・スーパーへ行くと食べたい食材が一杯あるから・・ゆっくり呑みながらと考えるとそれもなかなか難しいのです

明日も山に登れる天気ではなさそうです 

今テレビで又ヒグマに喰われたらしい山菜採りさんのニュースをしています  同じ熊かも??

写真は大千軒岳の登山道脇に途切れることなく咲いていたシラネアオイです クリックすると大きく見えます。

追記 スーパーの買い物が少なかったのは茨城で一週間「海の獲物」で生活したこと、米他の差し入れを頂いたことのほか山菜が豊富で山菜中心の食事となった事などが大きく影響していると思われます。
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