outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

国道を渡るキタキツネ見ました

2008年06月04日 19時41分42秒 | 日本三百名山に登る旅
北海道がオカシイのか今年の気象がオカシイのか昨日大沼国定公園でダウンジャケットを着て震えていたのに今日のニセコはTシャツ一枚で冷たいものが欲しい気温になっています

ニセコまでの移動中右手に立派な独立峰「羊蹄山」左にニセコ山塊の端のほうで鋭く尖ったアンヌプリが見えました

頂まで山が見えたのは北海道へ入って初めて

山を見て山に登るために北海道まで来た僕等にとってこんな嬉しいことはありません

昨日ですが余りにも天気が悪く山の楽しみが少ないと思い、他に何か愉しみを作らないと・・と思い、道の駅で「スタンプラリー」のノート(スタンプブック100円)を買いました

北海道の場合、道内にある全部の道の駅(103箇所)のスタンプが集まると「全駅完全制覇認定証」と「完全制覇ステッカー」が全員に貰えます

それが欲しくて高い燃料を焚いて全駅制覇に頑張っている人が結構いますが・・それは忙しそうです。 でもステッカーを貼っているのはなかなか「カッコイイ」ような

僕らはせいぜい30~40駅ほどだと思うんですが5駅以上のスタンプがあれば段階毎に色々な商品が当たります。

今までキャンピングバスで旅をして東北と北海道で一度づつ名産品を貰ったことがあるんですよ

皆さんも旅をするときは是非スタンプラリー参加してみてください。

話しは変わりますが・・

四国島の山に登っていても時々ツキノワグマの糞を見つけることがありますが四国で人の被害を聞かないので熊に関して殆ど知りませんでした

それが同じ日本でも本州の人、特に中部以北の人や北海道では昔から山に入るとなると熊を意識しなければならないのですが・・そんなことさえ知らずに過ごしている日本人が多いのが現状でないでしょうか。

前回山登りに北海道へ来た時も思っていたんですが今回五年ぶりに来て渡島半島の山に登り、麓で地元の人に聞いた話しなどから強い関心を持ってヒグマの事を色々調べてました

そんな中で幼稚園児や小学生で無い「大人」が「あんな可愛い熊をなんで殺すのか解りません」と書かれたページがあり、それに対して「貴方は優しい人ですね。」と書かれていました

最近、映画や漫画、ゲームや童話と現実の区別が付かない「 白痴 」(禁止用語かも?)としか思えないような人が増えているそうですが・・

「可愛い熊」と思う人は多分「くまのプーさん」か「テディベア」などの「ぬいぐるみ」が熊と思っている?

 だって実際の熊を可愛いと思えますか? ちょっと想像すれば動物園など絶対人を襲えない環境で見てさえ「大地震が起きたらどうなるんだろう」と思い僕は怖いです。

「野生の熊を想像することが出来ない」のか「熊被害報道」を知らないのか本当に白痴に近い人だと思ってしまいます。

「貴方は優しい」と書いた人は「優しい人」と思うのですが優しいことが正しいことでは無いと思うのです

一つのものを見たらその時感じたことをそのままにせず、その本質を探り、色々な想像をめぐらす事が反射的に出来る人が減っている?(僕らを職務質問する警官もその見本)

「野生を失った」と言えるのかもしれません。 

多くの物や情報を与えられ自分で考える習慣が無くなりつつあるのかも知れません。
本を読む人が減っているのも問題かも知れません(本は文字から色々な事を想像させるが絵や映像が加わる事はイメージを植え付け想像力を低下させる事も多い)

山に登っていて「鹿害」を多く見るので「小鹿のバンビはかわいいな~」と言う歌を「おいしいな~」と変えれないかと真面目に思うような僕ですけど

冬に獲った雄鹿は良く貰って食べますが硬くて余り美味しくありません。

でも夏の鹿は大変美味だそうです食べたことはありませんが・・

特に本州、四国、九州で鹿は増えすぎていますよね~・・美味しい時期に獲っても構わない様にして少し減らさないと「森林が無くなる」恐れがあるんですよね。 見てる分には可愛い鹿ですが・・・

こんな事を書くと非難されるけど・・・

鹿より遥かに頭が良くておとなしく悪いことをしない牛を平気で食べている人たちが・・僕は殆ど食べないけど・・高いから買えないだけだけど

ここ数日掲示板にヒグマのことを書いていたら「石鯛さん」から「羆嵐」と言う本を紹介されどんな本かとインターネットで検索すると僕は知らなかったけど漫画、ラジオ放送、舞台や映画にもなるほど有名な事件があったんですね

興味がある方はここに大まかなことが書かれていますので経過を最後まで読んで見てください。
 自分をその状況の中に置いて読んでいた僕は慌て慄き・・読み終わると喉が渇いていました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%AF%9B%E5%88%A5%E7%BE%86%E4%BA%8B%E4%BB%B6

または「三毛別羆事件」で検索するとウィキペデア百科事典に書かれています。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする