朝日新聞
{新潟県中越沖地震で被災した柏崎市で、市が災害用に備蓄していた薬や医療器具などの医療品の大部分が、使用期限切れで使えない状態になっていることが分かった。市は医療品を購入した02年以降、期限の確認を怠っていた。このため今回の地震では、発生時に避難所から受けた要請に対応できなかったという。
市防災・原子力課によると、市は02年6月までに消毒薬や風邪薬、鎮痛剤など33種類の医薬品を購入し、市健康管理センターに備蓄。うち精神安定剤をのぞく32種類の使用期限が切れていた。聴診器、電子体温計、血圧計など8種類の医療器具のうち、体温計と注射器も使用期限が切れていたという。}
市は医薬品を更新するため今年度予算に80万円を盛り込んでいたが、職員が昨年に点検した際、期限切れに気づいたにもかかわらず、業者に発注していなかった。購入前に地震が発生した後から、24日朝に業者に発注したという。市は食料品などの防災備蓄品の点検に気をとられ、医薬品まで気が回らなかったという。全く、呆れた言い訳だ。
{新潟県中越沖地震で被災した柏崎市で、市が災害用に備蓄していた薬や医療器具などの医療品の大部分が、使用期限切れで使えない状態になっていることが分かった。市は医療品を購入した02年以降、期限の確認を怠っていた。このため今回の地震では、発生時に避難所から受けた要請に対応できなかったという。
市防災・原子力課によると、市は02年6月までに消毒薬や風邪薬、鎮痛剤など33種類の医薬品を購入し、市健康管理センターに備蓄。うち精神安定剤をのぞく32種類の使用期限が切れていた。聴診器、電子体温計、血圧計など8種類の医療器具のうち、体温計と注射器も使用期限が切れていたという。}
市は医薬品を更新するため今年度予算に80万円を盛り込んでいたが、職員が昨年に点検した際、期限切れに気づいたにもかかわらず、業者に発注していなかった。購入前に地震が発生した後から、24日朝に業者に発注したという。市は食料品などの防災備蓄品の点検に気をとられ、医薬品まで気が回らなかったという。全く、呆れた言い訳だ。