喜多院法興寺

住職のひとりごと

柏崎刈羽原発沖の活断層、東電調査で長さ23キロと判明

2007-12-06 10:44:29 | Weblog
読売新聞
 {東京電力は5日、新潟県中越沖地震で被災した柏崎刈羽原子力発電所沖の日本海で、同原発沖18・5キロの海底に長さ23キロの活断層を見つけたことを明らかにした。

 この活断層が今回の地震を引き起こした可能性があるという。同日開かれた経済産業省原子力安全・保安院の審議会に報告した。東電は今後も周辺の活断層調査を進め、想定地震の規模の見直しを急ぐ。

 1981年の設置許可申請時は、この活断層の一部しか見つけられず、長さ8キロと短く評価。しかも、活動性の低い地盤の変形「褶曲(しゅうきょく)」と判断し、国もその評価を追認していた。

 2003年に「褶曲も活断層の一部」という地震学の新知見を取り入れて過去の調査結果を再評価したが、その時点では、これが長さ20キロの活断層である可能性を認識したものの、地震の規模を見直す必要はないと判断し、その結果はこれまで一度も公表していなかった。}

 柏崎刈羽原子力発電所の設置許可申請時はこの活断層を見つけていたが、原発設置に問題視せず建設を認めてしまった。2003年には調査の結果、長さ20キロの活断層が見つかったにもかかわらず、地震がおきてから、公表した。安全の見地から活断層のある地域は避けるべきなのに、無視してきた。原子力発電が安全と言う言葉は信用できない。