喜多院法興寺

住職のひとりごと

ブドウの種子から長寿遺伝子発現、研究開発に成功

2007-12-02 07:21:38 | Weblog
毎日新聞
 {アグリバイオの技術で、ブドウの種子から長寿遺伝子を発現させる物質を含んだサプリメントの研究開発と商品化に長浜市のベンチャー企業が成功した。来年1月から市販される。

 開発に成功したのは、同市田村町の長浜バイオインキュベーションセンター内「シードライフテック」(落合孝次社長)。

 近年の老化防止(アンチエージング)の研究で、ブドウなどに含まれるポリフェノールの一種、レスベラトロールは長寿遺伝子を発現させ、肥満も防ぐ働きがあるとされている。しかし、胃の中では残留タンパク質や胃酸の影響で分解されたり壊れたり、また、摂取しても体に吸収しにくいという課題があった。

 食品メーカーで長年にわたり発芽技術の研究に携わった落合社長は、さまざまな生理活性を持つポリフェノールが、植物の発芽直後、水に溶けるように変化することに着目し、その環境条件を解明。昨年5月、同社を設立、ブドウの種子をアグリバイオの発芽技術で、水溶性レスベラトロールの開発に成功した。

 水溶性だと、糖物質の結合で安定性が増し、胃で破壊や分解もなく吸収され、体の隅々まで到達する長所を持つ。既に米国特許を取得したといい、11月には長浜バイオ大で開かれたシンポジウムで発表、注目された。}
  
 ブドウなどに含まれるポリフェノールの一種、レスベラトロールは長寿遺伝子を発現させ、肥満も防ぐ働きがある。胃の中では胃酸の影響で分解されたり壊れたりして、吸収しにくかった。そこで水溶性にしたことで、糖物質の結合で、胃で破壊や分解もなく吸収され、体の隅々まで到達するという。アンチエージングの特効薬になるのだろうか楽しみだ。