喜多院法興寺

住職のひとりごと

異常たんぱく質の処理解明、アルツハイマー病治療に光明か

2007-10-09 07:02:08 | Weblog
読売新聞
 {細胞内にたまった異常なたんぱく質を見つけ、修復機構を発動させるメカニズムを、奈良先端科学技術大学院大の木俣行雄・助教(動物細胞工学)らのグループが解明し、8日付の米科学誌セルバイオロジーに発表した。

 アルツハイマー病など、異常なたんぱく質が蓄積する病気の治療につながる可能性があるという。

 細胞内に立体構造が変形した異常たんぱく質が作られると、センサー物質「Ire1(ワン)」が検知し、たんぱく質の構造を正常に戻すのを助ける分子「シャペロン」の合成量を増やして修復する。

 Ire1にはふだん、シャペロンの一種「BiP」が結合しており、異常たんぱく質が増えると分離することが知られていたが、Ire1がどうやって活性化するかは不明だった。}

 細胞内にたまった異常なたんぱく質を見つけ、修復機構を発動させるメカニズムを、解明したことで、アルツハイマー病など、異常なたんぱく質が蓄積する病気の治療につながる可能性があるという。不治の病とされたアルツハイマー病に光明がさしてきた。今後の研究に期待したい。