喜多院法興寺

住職のひとりごと

時津風親方の解雇、相撲協会が決定…兄弟子処分は保留

2007-10-06 06:54:42 | Weblog
(読売新聞)
 {大相撲の時津風部屋宿舎で今年6月、序ノ口力士の斉藤俊(たかし)さん(当時17歳)=しこ名・時太山(ときたいざん)=が急死した問題で、日本相撲協会は5日午後、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、師匠の時津風親方(57)(元小結双津竜、本名・山本順一)を同日付で解雇した。

 「協会の名誉と信用を傷つけた」ことなどが問われ、賞罰規定の中で最も重い処分。部屋を運営する師匠の解雇は相撲界で初めてで、協会員の解雇は1997年初場所を無断欠勤した山響親方(元小結前乃森)以来、2人目。相撲界に戻れない永久追放処分でもあり、退職金も支給されない方向だ。

 暴行に加わった数人の兄弟子については、捜査中であることを理由に、処分が保留された。また、協会役員も連帯して責任を取る形で、自主的な減俸を決めた。北の湖理事長は50%4か月、他の理事と役員は、30%3か月。時津風親方の解雇により、大横綱双葉山が創設した時津風部屋は師匠不在となる。このため、相撲協会は9日までに継承者を選んで届け出るよう特例の猶予期間を与えた。}

 両国国技館で臨時理事会を開き、師匠の時津風親方は当然の解雇が決まった。しかし、暴行した兄弟子の処分は保留とした。本来、部屋の親方が解雇されれば、部屋の存続はないのかと思ったが、相撲協会は部屋の存続を認めた。普通の感覚では理解できないことだ。