喜多院法興寺

住職のひとりごと

飲むと赤ら顔、膵臓がんのリスク1・44倍

2007-10-05 08:28:56 | Weblog
読売新聞
 {酒を飲むと顔が赤くなる人は、そうでない人に比べて、膵臓(すいぞう)がんになるリスクが1・44倍高いことが、愛知県がんセンター研究所(名古屋市)の調査で分かった。

 アルコールを体内で分解する酵素の遺伝子タイプの違いによるもので、同研究所の松尾恵太郎主任研究員(がん疫学)は「飲酒後に顔が赤くなる人は、口腔(こうくう)がんやいん頭がんのリスクも高くなる。顔が赤くなるのは体内からの注意信号だと思って、飲酒を控えた方がいい」と助言している。

 飲んだアルコールは体内でまず、発がん性が指摘されているアセトアルデヒドに分解され、次に酢酸へと分解されていく。松尾主任研究員らは、このアセトアルデヒドを分解する能力が、酵素の遺伝子タイプによって三つに分かれることに着目。2001~05年に同センターを訪れた膵臓がん患者138人と、がんではない1373人の酵素の遺伝子タイプと飲酒との関係を調べた。}

 酒を飲むと、顔が赤くなる人はそうでない人と比べ膵臓がんになるリスクが1・44倍高いことが、調査で分かった。顔が赤くなる人は、酒に対してあまり強くない。顔に出ない人は酒が強い。すぐに顔が赤くなるのは酒に対して注意信号だという。酒の弱い人は飲むなと言うことか。