喜多院法興寺

住職のひとりごと

契約書作らず年800億円 社保庁、NTTデータに

2007-06-29 06:45:11 | Weblog
朝日新聞
 {「宙に浮いた5000万件の年金記録」を保存している社会保険庁のコンピューターシステムを巡り、契約書がないまま、年間800億円超の保険料や公費が業務委託先のNTTデータに支払われていたことが、28日分かった。野党からは「あまりにずさんな契約」と批判が上がっている。

 会計検査院や社保庁が同日、参院厚生労働委員会での民主党の藤末健三議員への答弁で明らかにした。会計検査院は今後、こうした契約状態について検査する方針だ。

 社保庁のシステムは、NTTデータが担う「年金記録システム」と、日立製作所が担当する「年金給付システム」に分かれている。05年度は年間計約1140億円が社保庁側から支払われ、うち約840億円はNTTデータへの支払いだった。

 28日の審議で、藤末議員が利用契約書の有無を尋ねると、会計検査院は「06年度まで契約書は作成されていなかった」と答弁した。NTTデータと社保庁側は99年の契約約款で「利用契約を締結する」と定めていたが、利用契約は結ばれていなかったという。}

  NTTデータに契約書がないまま、年間800億円超の保険料や社会保険庁のコンピューターシステムの業務委託費を支払っていた。99年の契約約款で「利用契約を締結する」と定めていたが、契約は一度も交わされていない。NTTデータに厚労相の天下りがいて、契約すらせずに年間800億円超のかねが渡ったのではないのか。その結果「宙に浮いた5000万件の年金記録」が出てしまった。払いすぎた金を返してもらいたい。民間会社では考えられない、呆れた話だ。