喜多院法興寺

住職のひとりごと

日本医師会が終末治療で指針案、訴追回避へ患者意思尊重

2007-06-17 06:39:08 | Weblog
読売新聞
{日本医師会は15日、回復の見込みがない終末期の患者に対する治療のガイドライン(指針)案をまとめた。

 4月に公表された厚生労働省指針を踏まえ、医師の刑事訴追を回避するため、医療チームが患者の意思を基に治療方針を決めることを強調したほか、在宅医療を担う医師を支える体制の必要性をうたった。

 指針案を作成したのは日本医師会生命倫理懇談会の作業部会。医師が患者の人工呼吸器を外し、殺人容疑で書類送検されるケースが相次いだため、訴追回避のルール作りを模索していた。末尾に「指針に沿って延命措置をとりやめた医師の行為が免責されることが強く望まれる」との見解を盛り込んでいる。}

 回復の見込みがない終末期のがん患者に対する治療について、患者の意思を基に治療方針を決めることで、延命措置をとりやめても、医師は罪に問わない。医師が患者の人工呼吸器を外し、殺人容疑で書類送検されるケースが相次いだため、訴追回避のルール作りを模索していた。患者が安らかな往生出来るように願いたい。