喜多院法興寺

住職のひとりごと

窓の壁、斜に構えて耐震化 早大と民間会社が開発

2007-06-09 06:31:09 | Weblog
朝日新聞
 {木造住宅の耐震性の弱点である窓に着目して、早稲田大と企画開発会社「ハウジング・ソリューションズ」(東京都)は8日、窓のある壁をうまく補強するシステムを開発、8月から販売すると発表した。壁の強度を高める「耐震」と揺れを吸収する「制震」の技術を組み合わせることで、阪神大震災級の揺れにも耐えられるという。

柱や梁に対し斜めに取り付け、揺れを吸収するダンパー(柱と横木が接する近くに、斜めに取り付けられている装置)=ハウジング・ソリューションズ提供
 阪神大震災や新潟県中越地震では、窓や玄関のある1階がつぶれた木造住宅が多いが、窓のある壁はふつう、補強で斜めに取り付ける筋交いが入れられず、補強は難しい。窓のある壁には柱や梁(はり)のほか、窓の上下を直接支える横木がある。新しいシステムは横木を柱並みの木材で補強して、新たに開発したダンパー(制震装置)を横木と柱などに取り付ける。}
 
 100平方メートルの一戸建てでダンパーは40~70個が必要だが、販売価格は計30万~50万円ほど。留める金具が小さくて済み、取り付けも簡単。新築、リフォームとも、費用は施工費も含めて従来の半分程度という。「安い費用で耐震化を促したい」と同大創造理工学部の曽田五月也教授は話している。}

 木造住宅の耐震性の弱点である窓の壁をうまく補強するシステムを開発、8月から販売すると発表した。壁を補強する「耐震」とダンパーで揺れを吸収する「制震」の技術を組み合わせることで、阪神大震災級の揺れにも耐えられるという。
 筋交いが入れられない窓には、安い費用で耐震と制震が出来るのが、素晴らしい工法だと思う。