井川「松坂と投げ合いたい」夢舞台へ笑顔

世界一へヤンキースが井川を３０億円落札(スポーツニッポン) - goo ニュース
神戸新聞
　｛大リーグ移籍を希望している阪神の井川慶投手（２７）との交渉権を獲得したのは名門のヤンキースだった。二十九日午前十時から大阪市内のホテルで記者会見した井川投手は、「（ヤンキースは）伝統がありメディアの注目度も高いチーム。やりがいがある」と終始笑顔をのぞかせながら、新天地での活躍に意欲を燃やした。

　井川投手は阪神、ヤンキースのユニホームと同じ縦じまのスーツ姿で会見場に登場。今朝八時ごろ球団名を知らされたといい、ニューヨークの街は「映画で見た」程度の印象しかないと言うが、「松井秀喜選手がいるチームというのが第一印象。同じ日本人選手として心強く、いろいろ教えてもらいたい」と話した。

　ヤンキースと同じア・リーグ東地区の宿敵レッドソックスには来季、西武の松坂大輔投手も同じポスティングシステムで移籍する見通し。「投げ合って一緒にファンを盛り上げたい」と夢を膨らませ、「アメリカでの活躍が阪神ファンへのお礼になる」と語った。

　ヤンキースでも先発を希望する。「自分はスターターとしてやってきた。スターターとして働ければ」と熱っぽく話した。｝

　松坂獲りに失敗のヤンキースが井川を３０億で獲得することになり、大リーグは益々面白くなった。ヤンキースの宿敵レッドソックスの日本人対決の試合が見られる。それに引き換え、日本の野球人気にかげりが出てきた。ポスティングシステムで人気選手が大リーグに放出されていく。金のために日本野球が大リーグの下請けマイナーリーグになりさった。