幻のハスが見ごろ佐原水生植物園

　佐原市扇島の市立水生植物園でハスの花が見ごろをを迎え、訪れた人を楽しませています。
　同園で栽培されているハスの多くは、中国南京市がハナショウブ園を建設する際、佐原市が栽培技術を提供したお礼として贈られました。
　現在では、大賀ハスや一つの花の中にいくつもの花が咲いたように見える幻のハスと呼ばれる「千弁蓮」など、約３００種類のハスが育てられているそうです。ハスの観賞は午前中の方が最適と言われています。
　ここ佐原水生植物園では恒例になっている「ハス祭り」は８月７日まで開催されているそうです。なお、期間中の休祝日は午前６時から開園。その間、観蓮会やハスの葉を使って、日本酒を飲む「像鼻杯」なるユニークな会も開催されるそうです。
　梅雨が明け、これからお盆の準備が本格化する中にあって、ハスは仏様にとって、切っても切れない神聖なお花です。