はじめの戦車模型づくり

老眼に悩みながらもとにかく完成させることを目指します! 2009年3月8日開設

PzKpfwz 35(t) 1/35 タミヤ #5 デカール

2021-10-07 18:32:38 | 第二次大戦 ドイツ軍

35(t)のデカール貼りの作業を行う前に、ナンバープレートの位置が間違っていました。

▼組説の指示はここ(矢印)でした。

▼実際はこの位置に付けていました。
何故、ここにしてしまったかですが、どうしてかナンバープレートの位置を確認したくてネットで調べていたらここにしていた完成品があったのでここにした覚えがあります。
しかし、ここではスコップを取り出すのに支障が出て不自然です。
と言うわけで組説通りの位置に直す事にしました。

▼ナンバープレートのデカールのフチ部分はおそらく貼った時パーツからはみ出すので、ハサミを使ってナンバープレートのフチギリギリまで切り取りました。

▼ナンバープレートの位置を修正した後、デカールを貼り終えました。
フチを切っておいて正解でした。
スコップの柄がナンバープレートを剥がした時に削れてしまっています😱
う〜ん、根性なしなのでこのまま放置。バトルダメージではダメ?😅

▼車体後部のデカール。師団マークは資料によると1941年以降のベルリン第3機甲師団のもの。
しかし、キットの設定は1940年のフランス戦第6戦車師団となっており、どちらが正しいのかはわかりません。
参考にした資料はかなり前に出版されているので、新たな資料が発掘されて修正されている可能性もあります。

バルケンクロイツについては、1939年9月のポーランドで初めてバルケンクロイツを付けた車両が登場しました。
開戦時は白または黄色一色、あるいは白枠付きの黄色十字を砲塔や車体の四周に大きく描いたいましたが、グレイの車体に白、黄色の大きな十字は敵に対して非常にはっきりした目標になってしまいました。
そのためこの国籍マークの部分を対戦車砲によって撃ち抜かれる車両が続出したため、ドイツ軍は慌ててこのマークを削り取ることになりました。
1940年以降は、黒字に白枠または白枠のみといった航空機用のそれを縮小したいわゆるスタンダードなバルケンクロイツが登場して1945年の終戦時まで使用されました。(以上、ドイツ軍車両の塗装とマーキング<増補改訂版> サンデーアート社 平成8年11月より)
パターンについては多々ありますが、キットのバルケンクロイツは1940年のフランス戦なので当然開戦時のものとは異なっています。

▼作業中にぶつかったのでしょう。気がついたら、照準器が取れていました。
またさらに気がつきましたが、塗装する前に埃を取るのを忘れていたようです。
表面にホコリが随分と付いてしまっていました😓

▼無事取り付けました。この車両は、小さかったり細いパーツが結構あるので気を使いますね。

▼デカールを貼り終えました。一晩以上置いた後、クリアコートをかけようと思います。

今回はここまでです。次回は墨入れ、ウォッシングをしてウエザリング作業に入りたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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4 コメント

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Unknown (クラキン)
2021-10-07 20:06:53
ジャーマングレーの色合いが絶妙です。
私もⅢ号戦車をこのくらいの色合いで塗りたいと思います。
お手本にさせていただきます。
スコップの柄は木製でしょうからこの位の欠けは全然OKだと思います。
この無骨なリベットもいい味を出していますし、転輪の色合いも凄く良い感じです。
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Unknown (hajime)
2021-10-08 13:34:04
クラキン様、コメントありがとうございます。
ジャーマングレーは前回は青味が強すぎました。
実際の塗装色は、これにほんの少し青味がある感じです。写真撮影もなかなか難しいです。なるべく実際の色に近づけるよう修正していきたいと思います。
ナンバープレートの位置の修正を塗装前にしていれば......、柄は直したかな、と言い訳です。
リベットは特徴の一つであって良い雰囲気を出していると私も思います。
返信する
Unknown (黒猫2号)
2021-10-08 19:28:55
こんばんは、hajime様
>位置を確認したくてネットで調べていたら
本当にこれ「アルアル」なんですよねぇ~(^^;
製作中、分からない事が有ったりすると、ついネットで画像検索しちゃって
なまじ出来の良い作例なんかがヒットしたりすると、お~やっぱり、イッツオッケーてな事に...。

海外モデラーさんなんかは、東の果ての我が地より、情報という点では恵まれているのではないかと思うのですが、
やはり、あちらさんも色々な方がいらっしゃるみたいなので鵜呑みはご法度。
ついすがりたくなる、信じたい誘惑に駆られるのはワタシも同様ですが、
ここはやっぱり、ゴルゴ13のように醒めた目でいかないといけないですね
今回はhajime様の健全な常識から生じた疑問が、誤接着を回避出来た事例だったと思います。
ワタシも心しておきます<(_ _)>。
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Unknown (hajime)
2021-10-09 00:25:25
黒猫2号様、コメントありがとうございます。
お察しの通りです。ネットで良い感じの完成品をみてもうそのまま信じて真似しました。
修正したのと反対側のスパナ、バーベル?が搭載されている方は、バーベルの上にナンバープレートが付く感じで組説には載っています。
この付き方に違和感を持ってネットで調べたら、同じように柄に付けている作例を見てこちらは組説とは違っていましたが、何故か納得して付けてしまいました。
でも、デカールを貼る段階になってどうしても違和感があり、組説に従いました。

師団マーク等も時々調べたりします。
今回は面倒なことに手持ちの資料と付き合わすと、師団マークという新たな疑問が出てしまいました。
キットの師団マークは資料だと年代も師団名も違っていました。
記事内には書きませんでしたが、1940年 フランス 第6戦車師団で検索するとウィキペディアでは第6装甲師団が1940年にフランスに参戦し、35(t)を75両装備していたと記述がありました。
そこに出ている師団マークは、キットのものとは異なり、手持ちの資料と照らし合わせるとヴェッパータル第6機甲師団となっています。
考えられる事は、タミヤの第6戦車師団は単に呼び名が違うのかもしれませんが、第6機甲(装甲)師団で部隊マークはキットとは違うものではないかと思っています。
キットは右上に短い縦線が2本ですが、ウィキペディアと手持ちの資料は線ではなく丸が横に2つ並んでいるものでした。
とりあえずここまでわかりましたが、師団マークはご存知の通り時間を経ていくと変わったりしますし、こちらだと思う師団マークのデカールは持っていないので疑問を持ちつつもキットでデカールを貼っています。
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