TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

ダブルエントリーについて1(740)

2006-12-12 01:42:04 | tennis
 山梨でのことです。 

 キッズカップでもおなじみのYちゃん、お母さんと妹と現れたので挨拶をすると…お母様が「今日の対戦相手、川崎ジュニアにも名前があったので、ダブルエントリーになっちゃうから、出場取り消しの連絡をすでにして、今日は来ないかもしれないんです。」との事。…ん?!という事は、今日は予選決勝の1試合だけだから、「あなたはデフォ勝ちです」という言葉を聞くためだけにはるばる千葉から山梨までやって来たってこと???

 しばらく自分の生徒の試合に集中していましたが、一段落した時に、また先程のYちゃんと、お母さんに会いました。「どうでした?相手来ませんでした??」と聞くと「それが来てたんですけど…」

 どういう事かと詳しく聞くと、次のような事が起こったのです。

まず、その前に予備的情報を書いておきます。

 川崎ジュニアと山梨ウインターは要項が出た時点では日程が重なっていましたので、両方にエントリーしたらダブルエントリーになります。しかし、実際のドローが発表されてみると、試合の行われる日は重なっていなかったので、物理的には両方出られます。これはダブルエントリーになるのかならないのか。これはある方が関東協会に問い合わせ済み。ダブルエントリーになります!!しかし、Yちゃんの対戦相手はそれを知らなかった。つまり、早く始まる方の大会の始まる前の日までに文書にて取り消しの手続きをしない限りダブルエントリーです。

 さて、この日何が起こったのか…対戦相手の子の親に、他の親がこの事を教えてあげたようで、大会側に知らなかった旨を伝えたそうです。そして大会側は、昨日文書を受け取ったという事にして(実際はそうではないのですが)、この選手の出場取り消しを受け付けたそうです。これによって、この選手はダブルエントリーにならなかったようです。そしてYちゃんはデフォ勝ちしました。

 新しいルールに変わって、選手や親たちもとまどっているという事で、今はこういう処置を取っていいという事になっているのでしょうか??

 そして、もし正しく前日までに取り消しをしていたら、たぶん千葉に済むYちゃんの家に連絡も入り、無駄に山梨まで往復する必要もなくなり、交通費3人分も浮き、レッスンだって休まないで済んだでしょう。このお金は誰が払ってくれるんだ…ってことになるわけです。ま、もちろんYちゃんのお母様はそんなことは言いませんでした、これはあくまでも私の感情です。

 今回のパターンで、知らないためにダブルエントリーになった子がたくさんいるようです。

あやしいと思ったら、必ず関東協会に電話で問い合わせする事です。知らない=損をする、という図式ができあがりつつあります。

 明日につづく。

 写真はうちのクラブに住むドナルドダック2匹!ははは。

 
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おまけ(739)

2006-12-11 01:01:22 | tennis
バラの噴水の全景です。
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日帰り山梨(738)

2006-12-11 00:19:22 | tennis
 朝5時半には家を出ようと思っていたのに、寝坊して出遅れてしまいました…が、道が空いていたため家を出てから約2時間で山梨は小瀬スポーツ公園に到着!途中の高速道路で出会った3台並びのロータスヨーロッパ(イギリスの名車です)は、中学生の頃スーパーカー少年だった私の心をぐいっとつかみました。いやぁ、本当にすごかった!!

 去年の経験を生かし、防寒作戦は完璧と思ったら、ありえないポカポカの夏のような天気。会場で3枚ほど脱いで観戦開始です。会場でkamonabeさんにもお会いでき、いろいろお話しました。

 Kは残念な初戦敗退でしたが、実力の高い相手に対してものおじせず、0-5から2-5にしたのは立派でした。手応えを感じた試合だったのではないでしょうか?!Mは初戦が予選決勝でしたが落ち着いて自分の実力を出し6-0。Hは1,2Rの2試合は実力差が多少あり、おちついて2試合とも6-0。予選決勝は同じ千葉県のなかなかの実力者でした。残念ながら肝心なところでのびのびしたプレーが出せず、3-3から4-6で敗退!でも問題点が実戦で見られてよかった!はるばる山梨まで来た甲斐がありました。←ん?しゃれになってる?

 群馬オープンに出場のSぽんは初戦で第9シードを破り、勢いにのって2,3Rも勝ち、来週につなげました!!(と連絡がはいりました)よかった。

 早く終わったのでHファミリーと名物餃子→信玄餅つかみどり→井上コーチにあいさつ(Hは練習させてもらいました、ありがとうございました)→恒例のほったらかし温泉(坂ダッシュなし…足の故障のため)→帰宅…という1日でした。ほったらかしの湯ではシィノンのコーチとジュニア達ともはだかで遭遇、みんな幸せそうでしたから、この温泉を教えてよかった!!!

 帰りもとっても道が空いていて2時間かからないで帰ってきました、ラッキー!!!

 新ランキングの問題点も出てきました…このお話は後日。

 来週は本戦です。

 写真は名物信玄餅のつかみどりをしに行った桔梗屋の噴水にうかんでいた生花のバラの花。あんまり綺麗でしばらく見とれてしまいました。バラの季節は工場の敷地はバラでいっぱいです!!
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群馬、山梨開幕直前(737)

2006-12-09 01:20:04 | tennis
 冬の試合シーズンが近づいて来ました。今週末から群馬オープンジュニアと山梨ウインターがスタートし、私のところのジュニアも参加しているので、もう一足早く冬休みの試合期のような感じがします。

 ランキングシステムが新しくなってから、初めての試合シーズン到来で、何が起こるか予想できませんが、注意深く観察していきたいと思います。

 Yは仲良しになった群馬の友達の家へ泊めてもらい、明日からの試合に出場するので、今日出発しました。

 私は日曜日に予選のある子たちを連れて山梨に日帰りで行ってきます。去年、山梨はとっても寒かったので、今年は暖かいことを祈ってます←甘いか?!

 写真は広がりつつある佐藤みほさんのワールド。和服の生地で作ったベアーです。素敵でしょ。
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フクロウくん登場(736)

2006-12-07 01:04:28 | tennis
 今夜のレッスン中に、とっても久しぶりに「フクロウくん」登場です。
コートの横にある、市の放送を流すスピーカーの塔のようなものの中腹にとまってしばらくこちらの様子をうかがっていました。人間たちも、しばしレッスン中断して、フクロウくんを観察していました。とってもずんぐりむっくりで愛嬌がありますが、羽を広げると肉食で獰猛な猛禽類の貫禄がとたんに現れます。このアンバランスさが、とってもかっこいい!!

 なんか、止まって首だけ動かしている時、トトロのように見えました。ちびっこたちもいたので呼びにいき、見に来たと思ったら一目見ただけで興味なさそうにすぐ帰っていきました…なんで??めずらしいのに!
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ITF埼玉WC(735)

2006-12-06 01:07:34 | tennis
 寒~い日々が続いております。こう寒いともう泣きそうになりますね。毎日、だるまのように洋服を着込んで、まんまるくなってレッスンしています。喉のほうは薬が効いたのか、すっかりよくなりました。体調もまずまずです。ご心配かけました。

 Sは週末の関東の合宿に(山梨で行われました)県代表に選抜されて参加、とってもいい刺激を受けて帰ってきたようです。また友達が7人増えたとも言っていました。名簿を見たら、昔、私が千葉県の引率コーチで合宿に行っていたころジュニアで参加していた子が、群馬県の引率コーチになっていました、ははは。

 そして、1月の末から神奈川のSSCで行われる日韓中トップジュニアキャンプに選ばれた!といって喜んでいました。さらにいい刺激を受けることになりそうです。韓国のKimくんに再開できるかしら??

 YとAとSはITFの埼玉のワイルドカード予選に出場、それぞれ自信や課題などを得てきました。明日ダブルスの子も、さらにいい勉強ができるといいなと思っています。私はクラブで大人のレッスンです。

 明日はポカポカの1日だといいな、なんて毎日思ってしまうのでした。フロリダの大島コーチはいいな!!!
写真のタイトルは「ワンピース」。
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血がついてかなわんわ(734)

2006-12-02 02:07:13 | tennis
今、たまたまテレビでやっていました。

 バレーボールの若き日本のヒーロー越川優選手は、高校時代、練習が終わってもひとり残って、ジャンピングサーブを毎日200球練習して帰ったそうです。

 当時の、高校のバレーボール部の監督さんが言っていました。「おまえが練習して帰るとボールに血がついてかなわんわ」だそうです。

うおーーー。ジュニアのみんな、負けてるねぇーーーー!!みんなの練習、まだまだ甘いかもよーーー!!!

写真はジュニアのころから甘い練習などとはまったく無縁だったえりかん。
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足を怪我した子2(733)

2006-12-02 01:57:24 | tennis
 同じく、今日のレッスン。6時半のクラスにきた6年生の男の子、学校のマラソン大会でのハプニング(だれかのせいで、途中まで走ったのがなしになり、最初からやり直したらしい…なんて悲劇!)のために、足がとても痛くて、またまた足をひきずって登場。

 さっきのレッスンと同じように、特別メニューにしようかと思ったら…本人「大丈夫です、普通にやります。ドロップを追いかけるのだけちょっと走らないかもしれません」(これを聞いて、私はまたまた感動!!)

 ポイント形式になっても、やはり普段の6割か5割くらいしか足が動きません。ただ、私には一つ、いいアドバイスをするチャンスだというひらめきが起こりました!

 普段の練習や試合の時にこの子が持っている悪いくせを、今まで口では話しましたが、なかなかうまく伝えることができなかった…そういう悪いくせがありました。別に足を怪我しているわけでもないのに、フォアハンドでボールへ近づくのがおろそかになり、ひじが伸びて、手首の動作だけでボールをコントロールする形になり、そのためミスする…というものです。

 今日は彼にこの事を伝える事にしました。普段の5割のスピードでのコートカバーリングですから、とうぜんこういった状況が増えます。そして、そのミスをするたびに「今のがそうだよ!」と繰り返しました。そして「足が別に痛くない日に、今のと同じような感覚のミスがたくさん出る日があったら、それは足が動いてないんだと思うように、あと半歩近づけばいいんだからね」なんてことを言いました。

 足が痛いなか、がんばって練習しにきた甲斐があったね!!!もちろん練習あとのトレーニングは足を使わない別メニューでした。

写真は全日本でのたすくっちのサーブ。先日、四街道の”きれいなほうの”バッティングセンターでてらちんとバッティング練習したようですね!!

732話の写真はRSK優勝のMとです。ブラジルのシャツはそこらで買ったものじゃありません!今年のワールドジュニア準優勝の勲章、ブラジルの選手と試合後交換したそうですよ!!かっこいい!!!
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足を怪我した子1(732)

2006-12-02 01:28:14 | tennis
 久しぶりにコートに立ちました。やっぱりコートはいいなぁ。

 5時からの2~5年生のクラスの1人の男の子が、「公園で左足を捻挫しましたー」といいながら、かなり足を引きずりながらやってきました。(そんなに足が痛いのに来たのー!!??と少し感動!!)そこで、足をあまり動かさない特別メニューでこの子だけ練習。

 そして、他の子たちが一通りの毎レッスンのルーティーンが終わったところで、全員集めて「もし、試合中に、テーピングしたら続行できそうなくらいの、左足の捻挫をしたら、そのあとどうやって戦うか?」という話をしました。みんな右利きです。「バックはほとんど踏み込みで打てば楽だよね、じゃフォアは?」「ああ、そうか、じゃフォアはオープンで打てばいいねー」などと話が進行、このあたりは2年生くらいでも普通に思いつきます。そして私「じゃあ、みんなが、右足引き寄せの左足着地のサーバーで、サーブがものすごく得意な選手だったら??」と質問しました。

 今はなきセイコースーパーテニスに出場していた松岡修造くん(ちなみに「今はなき」は修造くんじゃなくてセイコースーパーテニスにかかっていますので…あしからず)の試合をテレビで当時観戦していた時に感動したのを、今でもはっきり憶えています。がっちりテーピングを終えた修造くんがびっこをひきながら放ったサーブ。当時の私にはとても鮮烈でした。それまで左足着地していた、ビッグサーバー修造くんは、そこから先、すべて右足着地のサーブに切り替えてプレーしたのです。今でこそ少ないですが、当時は改良して左足着地に変える前のマイケルチャン、それからサバティーニ…などの右足着地プレーヤーたちが活躍していました。

 そんな話をみんなにして、右足着地のサーブをデモンストレーションして、みんなで練習してみました。コーディネーショントレーニングとしてもいいですね。

 そして、レッスンの最後はポイント。他の子どうしが当たる時は普通にシングルス。足を捻挫の子とやる時だけ半面対1面になります。すぐにみんな理解して、このルールでやりました。この子たち、半面1面練習をまだあまりやったことがないので、とても新鮮だったようですね。

つづく…。

写真はRSKより…これだれでしょうー?ブラジル人じゃないですよ。

 
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喉の爆弾(731)

2006-12-01 13:27:43 | tennis
 あれは何年前だったでしょうか、6~7年前??かな?
以前いたTのだいテニスクラブで、ジュニアの生徒が八十数名しかいなくて、「こりゃ終わってるなぁ、なんとかせにゃ!」と大改革をして、クラスをたくさん作り、まだアルバイトコーチがそう多くはいませんでしたから、ほとんどのクラスを私が中心にきりもりしていた時でした。時期もちょうど今頃。

 扁桃腺のまわりに膿みの袋ができ、10日間ほど入院、地獄の苦しみを味わいました。入院してすぐに喉の膿みの袋を一部カット、そこからガーゼを入れる作業(一応手術)が行われました。次の日からが毎日地獄。朝、決められた時間になると、病室から処置室まで点滴を行っている金属の台をがらがらとひきづりながら移動(24時間抗生物質を点滴です)、そして喉のガーゼをとりかえるのです。ただでさえ、つばも飲み込めぬほどの喉の痛みなのに、この「ガーゼとりかえ」は地獄の痛みで、看護婦さんが「もう終わりましたよ、お部屋に戻っていいですよ」と笑顔で言ってくれてから、痛みのため30分はベンチでぐったり、起き上がれないという毎朝でした。おんなじ地獄味わったことのある方います??

 退院する時に先生に言われました。「あなたは喉に爆弾をかかえているようなものだから、痛くなったらすぐ来るのよ!!」(←女医さんでした)

 しかし、そんな事はすっかり忘れていたのでした。

 水曜日の朝、前日から喉が痛かったのですが(そういえば火曜の夜、レッスン中に頭がぼーっとなり倒れそうになったので少し休んだんでした)喉はつばを飲み込むだけで激痛なのですが、熱は全くなさそうだったので、普通にレッスンしに出勤。
1つレッスンを終了して、喉が痛くて何も食べる気がしないので、昼食がわりにコーンスープを痛そうに飲んでいたら、2つ目の生徒さんたちに「コーチ、今日は今から病院行って、今日は休んだほうがいいんじゃないですか?」と言われ、冬休み体制に入る前に完全に直しておいた方がいいかなと思いこの日の2つ目のレッスンは行わず病院へ行く事にしました。

 病院で診察券を出す時に「熱は?」「ありません」「一応はかってね!」「はい」の会話のわりには、いつのまにか37度代の熱が出てきており、私も看護婦さんも「あれ??」でした。診察して先生の一言「膿みがついてるね」で私の恐怖が復活しました。そこからすぐに抗生物質の点滴。「病は気から」という言葉がありますが、爆弾のことが私を弱気にさせたのか、あるいはもともとそういう状況だったのかはわかりません、その後から熱はずっと下がらず、夕方から次の日にかけて「布団で汗をかき着替える」を何度か繰り返しました。そして、おかゆを食べに起きてくる時以外は泥のように眠りました。

 抗生物質の点滴を受けてもなお、こんなだった事を考えると、生徒さんにすすめられて病院へ来ていなかったらどうなっていたんだろうと、ちょっと「ぞーーっ」としてしまいます。楽しみにしている、今からの自分たちのレッスンを自主練にしていいから病院へと言ってくださったみなさんに頭がさがります、天使のような人たちです!(←誉め過ぎ???)

 ありがたいことに、ブログを書いている今、熱はもう下がり、喉の痛みもやわらいで、今夜からレッスン再開できそうです。
どうやら、今回は幸運にも爆弾は爆発手前で済んだようです、ほっ。2日間レッスン休んで迷惑かけたみなさん、すみませんでした。また今日からがんばりますので。そして、ジュニアのみんな、今日はコーチをどならせてはいけません!!

 ブログの読者のみなさんも、お休みしてすみませんでした。写真はRSKより、芋をくわえる美女軍団!!
コメント (2)
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