そら豆は11月30日を最後にするつもりでポリポット160個に播きましたが、沢山残った赤豆の 小さな種を捨てるのが惜しく、大きなプランターに播いて様子を見ていたのですが、今日になってから
しっかりした芽が顔を出していたので、いつものより大きめの12センチのポリポットに植え替えて、
養生することにしました。
このくらいの状態でもそら豆の主根は20センチくらい伸びますので、根を傷つけないようシャベルは前回と
同様に左の細身のものを使用します。
このくらいの状態の苗は、シャベルを使って掘り上げると言うよりも種をつまんで引き抜くようにすると
他の苗の根を傷めないで取り出せます。
もちろんこれは培土が柔らかいことが前提なのですが。
取り出した苗の長い直根は、ポットの内面に沿って回すように収めますが、この時に苗の目先を上に
持ち上げておきます。
その上から3センチくらい土を被せて植え替えが完了します。
豆類の苗の根は直根が深く伸びた後にこのような側根が伸び広がりますが、この側根がしっかり回れば
畑に植え替えが出来る状態となります。
直根があまり伸びていないものでも、豆の子葉の部分がしっかりしていれば問題はありません。
植え替えた苗の2つ目のトレイです。
今日はこれを3枚分植え替えました。
今回もひとつのポットに2株植え付けてありますが、経験上畑に植え付ける場合は2本立ての植え付けでも
問題はありませんので、1本立ちでもそのままでも構いません。
苗を50本くらい抜き取った後のプランターです。
まだ苗は残っていますので、今日と同様に植え替える予定です。