機動戦士ガンダムは娘が学生の頃から大好きで、社会人になってからもその分野の仕事に少しだけ関わる
機会があり、プラモデルやグッズも家のあちこちにあったのですが、親の私自身は1ミリも関心がなく
今までアニメはおろかコミックスにも触れたことがありませんでした。
しかし今作は娘が熱心に推していたこともあり、畑にも出られない天気で時間もあったので、夫婦で
一緒に鑑賞することにしました。
>あらすじ
>地球連邦軍はジャブローでの防衛戦に続いて、ジオン地球進攻軍本拠地のオデッサ攻略に乗り出す。
>アムロ・レイたちの乗るホワイトベースには、通称「帰らずの島」での残敵掃討任務が命じられる。
>その島でアムロたちは、そこにいるはずのない子供たちと1機のザクに遭遇。
>アムロは戦闘中にガンダムを失い、そしてククルス・ドアンという男に出会う。
戦闘シーンは回想的なものを除けば、小さな島での攻防戦に限られますが、モビルスーツ同士の戦闘は
今世界で起きている侵略を伴う戦いを連想させるものではなく、安心して観ていられました。
そして安彦良和さんの描く人間の暖かさ優しさに触れて、何故私はこの人と出会うことがなかったのかと
積年の悔いを感じるのでした。
娘によるとこの作品は、今迄ガンダムを観たことも触れたこともない人でも楽しめるようにまとめて
あるものとのことで、なるほどガンダムの世界観を理解することもなしに、人間のドラマとして、また、
大迫力のロボット同士の戦闘シーンを楽しむことが出来ました。
みなさんの中には、機動戦士ガンダムの名は知っていても戦争シーンばかりのイメージが先行して作品と
接する機会を持てなかった方が多いと思いますが、是非ともご覧になっていただきたい作品です。