ヒロシの日記

たくさんの人たちの幸福を願いつつ、常に自然な生き方を望む私の日記です。

年越し蕎麦です

2008-12-31 23:28:00 | 日記
冷凍の蟹も生協から用意してあったのですが、明日の兄貴達との昼食に回すことにしました。


今年一年、このブログをご覧になって下さり、まことにありがとうございます。


それでは、みなさん良いお年をお迎えください。
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しろいうさぎとくろいうさぎ

2008-12-31 21:54:30 | 日記
しろいうさぎとくろいうさぎ
作・絵: ガース・ウィリアムズ 
訳: 松岡 享子


 くろいうさぎも、めを まんまるくして、いっしょうけんめい
かんがえました。そして、こころをこめて いいました。
「これからさき、いつも きみといっしょにいられますように!」


いつも楽しく遊んでいる白いウサギと離れたくない黒いウサギは、いつも白いウサギの前で悲しそうな顔をしていました。
黒いウサギはいつまでも白いウサギと一緒にいられるように祈っていたのでした。

物語はこの普段一緒にいる仲良しの二匹(?)が心を通わせて結婚するまでのことです。
二匹が結婚して楽しく暮らすようになると黒いウサギは悲しそうな顔をしなくなりました。

結婚が「成就」と考えれば、「百万回いきたねこ」の主人公が白い猫と一緒に暮らしたことも同じでしょう。
主人公の猫は二度と生まれ変わらなくなったからです。

この二つの物語は、心に秘めたものの「成就」がキーワードだと私は思っています。

しかし、この極めてシンプルな筋書きを白黒を基調として描いたこの絵本は、絵だけが訴えることのできる力を見せつけてくれます。
黒いウサギの悲しそうな表情と、黒いウサギの気持ちを受け入れた時の白いウサギの表情、そして受け入れてもらった時の黒いウサギのリアルな表情は、読者層の中心となる幼児にどのように映ったのでしょうか?

読み聞かせるお母さんの心の中に、在りし日のときめきが過るのではないかと思うのは私ばかりでしょうか?
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畑のことなど

2008-12-31 21:04:48 | 日記
11月9日に切り倒した枯れ松の幹は、少し腐らせてから細かくしようと思っていたのですが、そのままでは時間がかかるので、大きなバールで突き刺して腐るのを促そうと考えました。
・バールで皮を突き崩した状態

最後に播種したソラマメの現時点での発芽率は25%ですが、自家採種で良い種から先に播種した残りですので、元々あまり期待はしていませんでした。
本葉が4枚くらい開いたら、6箇所くら発生した欠株の捕植用として使おうと思っています。
・手前に最初に播種した株が植えてあるソラマメ畑
・最初のソラマメの芽先についたアブラムシ

最初の大根の跡地は、苦土石灰を施してから耕転して牛フン堆肥を6袋鋤き込んで次の作付に備えます。

3番目に播種した大根は、間引きが遅れて2本残しと1本のところがありますが、どちらもそこそこに太くなっていますので、少なからず期待しています。
2本残し
1本残し

しかし、この大根の脇に植えたスナックエンドウは、大根の葉の陰になってしまい、どうやら失敗のようです。
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銘酒「峯の精」を求めに 宮崎酒造店を訪れました

2008-12-31 19:13:25 | 日記
9月13日に初めて手に入れた「峯の精大吟醸」を、お正月の祝いのお酒にしたいと思ったからです。

また職場では、今まで世話になった前社長と前相談役に、今年一番美味しいと思った酒を贈りたいと思ったからです。

前社長には「峯の精大吟醸」を、前相談役には「純米大吟醸」です。

宮崎酒造店までの道
・宮崎酒造店の商品展示
・「峯の精大吟醸」6本と、「純米大吟醸」1本に発送2件の会計
・宮崎酒造店の展示コーナー
同上
・宮崎酒造店の庭のスダジイ

宮崎酒造店までの道は山道ですが、途中に見える畑の様子も楽しみのひとつです。

普段はダンプの交通量が多い道ですが、大晦日の今日は一台もいなくて後ろを気にしないで好きな所に車を停めることが出来ました。
夏はスイカが広がっていた畑が、今日は収穫を待つ白菜が並んでいます。

・矢那の白菜畑
同上2
同上3
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くものすおやぶん とりものちょう

2008-12-31 07:22:07 | 日記
くものすおやぶん とりものちょう
作・絵: 秋山あゆ子
出版社: 福音館書店


「んん、まてよ・・・・。
かぜも ねえのに、やけに
さくらが ちるじゃねえか」

「そこだっ」
しゅぱぱぱぱぱっ。

みごとに さえる いとのわざ。
ついに かくればね さんきょうだいも
まいりましたと あたまを さげた。


岡っ引きのオニグモ親分が、子分で蠅取りグモのぴょんきちを連れて虫の世界の江戸時代で大活躍、って書いても絵を見ないと何が何だか分かりませんよね。
くものすおやぶん とりものちょう

読み聞かせるような子供じゃなくても、虫好きな方と江戸マニアなら必見の絵本です。

荒唐無稽を通り越したところにある馬鹿馬鹿しさを堪能したら、江戸時代のパノラマを隅々までチェックして作品をしゃぶり尽くすのもおつなものです。
やはりナンセンスって、画力がないとその面白さが伝わらないですね。



福音館書店の「こどものとも傑作集」として、2005年に第1刷が出て今年の5月に第10刷ですから、ファンとしては嬉しい限りです。
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十万本の矢

2008-12-30 22:25:23 | 日記
十万本の矢
三国志絵本 
唐 亜明 文
于 大武 絵


孔明の策略で、沢山の藁人形を載せた二十隻の呉の軍船は、霧の中を魏の軍陣に近づいていきました。
同士討ちになりかねない霧の中での戦いを避けた魏の陣幕からは、雨あられと矢が射かけられます。
しかし船の上には誰一人としておらず、藁人形だけが立っています。
およそ10万本もの矢を藁人形に受けた呉の船は、霧が晴れると悠々と引き揚げていきました。
孔明は10万本の矢を持ち帰り、周瑜との約束を果たしたのでした。


魯粛は、周瑜のもとへいそぎました。
報告をうけて、周瑜は、「孔明の才能には、まったくかなわないな」と、つぶやいただけでした。


『三国志演義』の赤壁の戦いの中でも最も有名なお話です。

中国の物語を中国の作家が絵本にしたものですが、日本で例えるなら豊臣秀吉の若い頃(藤吉郎)の成功譚でしょうか。
絵本の世界では、力より優れた知恵の方が取り上げられることが多いからです。

そしてこの絵本のことで書けば、絵の迫力は先日封切られた映画「レッドクリフ」にも引けを取りません。
兵士は本当に強そうでしたし、絵本の孔明はまさに金城武のそれを彷彿させるものでした。
魯粛に至っては、そのキャラクターは映画の中にそのまま出てもおかしくないくらいで、絵本の描くリアリティが映画や演劇にも匹敵するものであることをこの本は証明してくれます。

しかし、今の日本の絵本でこれだけのものがあるかは、自信のないところであってとても残念です。
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アレクサンダ と ぜんまいねずみ

2008-12-30 21:18:27 | 日記
アレクサンダ と ぜんまいねずみ
作・絵: レオ・レオニ
訳: 谷川 俊太郎
出版社: 好学社


「ぼくは・・・・・」 アレクサンダは いいかけて やめた。
そして とつぜん いった。「とかげよ とかげ、ウィリーを
ぼくみたいな ねずみに かえてくれる?」
とかげは まばたきした。 めもくらむような ひかり。
そして すべてが しーんと しずまりかえった。
むらさきの こいしは きえて いた。


ネズミのアレクサンダを見ると人間は、悲鳴を上げたり彼を追いかけたりしました。
しかし彼は、ほんの少しのパン屑が欲しかっただけなのです。
ある夜、アレクサンダはその家の子供の部屋で、ウィリーというぜんまいで動くオモチャのネズミと出会いました。
ウィリーは人間にぜんまいを巻いてもらわないと動きませんが、アレクサンダはウィリーを好きになり、誰もいない時に彼と話をしたりして楽しい時間を過ごしました。
アレクサンダは、ウィリーが人間から可愛がられて大事にされていることを知ると、人間から嫌われている自分が悲しくなりました。

ある日、アレクサンダは、ウィリーから不思議な話を聞かせてもらいました。
生き物を他の生き物に変えることのできる魔法のとかげが庭にいると言うのです。
アレクサンダは、そのとかげの魔法で自分を人間にかわいがられるウィリーと同じぜんまいネズミにかえてもらおうと思いました。

アレクサンダは、ウィリーから聞いた場所でとかげを見つけて願いを言いましたが、とかげはアレクサンダに月がまんまるの時に紫の小石を持ってくるよう言いました。
それを聞いたアレクサンダは、くる日もくる日も紫の小石を探しましたが、見つかりません。

疲れ果てて家に戻った彼は、捨てられてしまう箱の中に他の古いオモチャと一緒のウィリーを見つけてびっくりしました。
その家の子供の誕生パーティの日にみんながプレゼントを持ってきたので、ウィリーのような古いオモチャは捨てられることになったのです。
アレクサンダがウィリーの不幸を嘆いたその時、偶然にも彼の捜していた小石が目に入りました。
アレクサンダは、その小石をしっかり抱いて、庭のとかげのもとへ走ります。

呼びかけて出てきたとかげに、アレクサンダは前から思っていた願いを言おうとしましたが止めました。
そして次にこう言ったのです。

「とかげよ とかげ、ウィリーを ぼくみたいな ねずみに かえてくれる?」


レオ=レオニの画風はご記憶にあるでしょうか?
貼り絵による技法がデザイン性に富んでいて実にスタティックですが、ストーリーは実にダイナミックでドラマチックです。
アレクサンダが、友達のぜんまいネズミのために魔法を使った時は、涙が出ました。
友達の苦難に対して、私たちはアレクサンダのように、友人のためにしてあげられるでしょうか?

レオ=レオニの作品がもうひとつ手元にありました。
これも友人をテーマにしたものだと思いますが、次の機会にご紹介したいと思います。
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一日中家の中で片付けと掃除でした

2008-12-30 21:03:17 | 日記
妻が母親にお節料理を届けるために東京に出たので、老父母と同居の我が家では名目が留守番です。

私の場合、大掃除と言えるような大がかりなことはしません。
普段手が付けられないところが中心ですが、天気が良かったので布団干しもしました。

新年を迎える支度で忙しかった妻に、ふかふかの布団で寝てもらいたかったからです。

写真は撮りませんでしたので、この後で絵本のレビューをアップします。
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ぐりとぐら

2008-12-29 23:27:10 | 日記
ぐりとぐら
作: 中川 李枝子
絵: 山脇 百合子
出版社: 福音館書店   

 
のねずみの ぐりと ぐらは、おおきな かごを
もって、もりの おくへ でかけました。
   ぼくらの なまえは ぐりと ぐら
   このよで いちばん すきなのは  
   おりょうりすること たべること
   ぐり ぐら ぐり ぐら


-あらすじ-

野ネズミのぐりとぐらは、森の奥で大きなタマゴをみつけました。
これなら大きなカステラが作れます。
朝から晩まで食べてもまだ残るくらいです。
しかしタマゴは大きくて、どうやっても運べません。
ぐりによい考えが浮かんで、この場所でカステラをつくることにしました。

ぐりとぐらは、家に帰って一番大きなお鍋、小麦粉、バター、牛乳、お砂糖、ボールと泡立て器、エプロンを2枚、マッチ、リュックサックを用意してタマゴのところに戻ります。
大きなお鍋は引きずって運びます。お鍋の蓋は車輪のように転がして運びます。

さあいよいよ、料理の開始です。
タマゴを石で割って材料をボールに入れたらかき混ぜます。
大きなお鍋は石で作ったかまどにかけました。
材料をお鍋にいれて蓋をすると、2人は歌いながら焼けるのを待ちます。
カステラの焼けるにおいを嗅ぎつけて、森の動物たちが集まってきました。
「けちじゃない」ぐりとぐらは、みんなにカステラを分けてやることを約束します。

美味しいカステラに、ゾウも、フラミンゴも、イノシシも、小熊も、ライオンも、ウサギも、ヤマアラシも、リスも、鹿も、ワニも、カメも、トカゲも、カニも、モグラも、フクロウも大喜びです。

みんなで食べ終わった後に残ったのは大きなタマゴの殻だけです。
さて、ぐりとぐらはその残ったタマゴの殻をどうしたでしょうか?


あり得ない大きさのタマゴに、やはり普通の家庭にあってはあり得ない大きさの調理器具です。
しかし奇想天外な流れの中でも、調理の手順やカステラの出来上がる様子は詳しく描かれています。
料理への意欲をかき立てる食材に出会った喜びと料理の楽しさ、そして美味しく出来上がったものを分け隔てなく分かち合う喜びの共感が、この絵本を息の長いものにさせています。

さて、多くのみなさんのご存じの通り、「ぐりとぐら」が登場する作品はシリーズになっていて他にもあります。
私は次の機会に紹介する「ぐりとぐら」の作品で、このシリーズに連なる私たちに届けられたメッセージについて語ってみたいと思います。
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一番近い畑のサツマイモの蔓を片付けました

2008-12-29 19:04:55 | 日記
最初はこの通りで一回分に収まるかと心配しましたが、200メートルくらいの距離なので山盛りにして運びました。
まだ枯れていないものがありますので、下の畑に移してもう少し寒気にさらします。

・畑をシェアしているMJさんの畑

最初の大根は片付けて除草作業だけしておきます

まだ残っているソラマメの苗は、5番目に播種した分の植え付け残り11月22日播種した6番目です

・込み入り過ぎた三番目の大根と紅苔菜(多分失敗でしょう)
・特に問題は無いスナックエンドウ

・昨年より大分安くなった灯油
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