2018-11-11 第41節 大分vs金沢 ホーム最終戦  2-1 勝利

2018-11-13 21:09:19 | 大分トリニータ
11月4日に行われた第40節アウェー横浜戦の敗戦でかなり落ち込んだのですが、”こんな気持ち吹き飛ばしてやる”と嫁と2人で立ち上げたのが「大分トリニータ 残り2試合絶対に勝つ会」
とはいっても当然期間限定なんですけどね(笑)
めでたく「関東支部」と「愛知県支部」ができて全国展開しそうな勢いなんですが、ここで会の名前が「残り2試合」から「残り1試合」に変更なりました(当たり前なんですが)
現在の正式名称(笑)は「大分トリニータ 残り1試合絶対に勝つ会」ですのでよろしくお願いします。
あ! 会長&副会長は「ももさん」、書記は「SAT〇さん」です。
私?  私は「会計」の要職です(笑)
結婚して38年ですが我が家は冗談でなく”言いだしっぺ”が会計という決まりがあるのです。
という事で、会計からの報告でした(笑)

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さて試合当日の朝”41回目の必勝祈願”に行ってきました。
連れて行ったのが最近縁あって我が家の住人となった”福を呼ぶ招き猫”ちゃん3兄弟。
”輪葉葉”で産まれました。
よろしくお願いします。


試合開始の7時間前”AM7時”に家を出て青葉(孫)だけを連れて大銀ドームに。
冬夜(孫)はママとゆっくり後から来ることにしたので2人が離れていた時間はわずかに2時間ほどなんですがこの抱擁(笑)
兄弟の仲が良いのは特別嬉しいですね。
ちなみに冬夜はこの日が生まれて初めての大銀ドームです。


すっかりお兄ちゃんになった青葉5歳。
試合の翌日には”七五三のお祝い”も済ませました。
(肩の荷が少し軽くなった気がします)


いじわるではありません。
青葉は冬夜が車の通り道に行かないようにしているんです。


今季ずっと青葉を遊んでくれた”カイトお兄ちゃん”
私の大事なトリニータの孫です。


”カイトくん”来季も宜しくね。


「開門」
榎社長が笑顔で迎えてくれました。
「勝ちニータ!」


「ニータンの新車」
この新車をプレゼントしてくれたのは”指原莉乃ファン有志一同”の皆さんです。
ナンバーが”大分345”にニータンの”に”さらに”12-12”とさすがです。
ありがとうございました。
(なおこの写真はいただきものです、ありがとうございました)



「選手バス迎え」
前回のホーム戦に続き今節も”選手バス迎え”をしました。
ゆっくりとドームに入ってくるバスをみんなで迎える景色は何度見てもジーンときます。


そしていつもの母娘さんといつもの”勝利のルーティーン”
城島高原パークの後藤さんともホーム戦最後の”勝利のルーティーン”を終えるといよいよ戦闘モードへと入って行きます。



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ホーム最終戦とあって各地から仲間がここ大分銀行ドームに集まってくれました。
おそらく全員紹介しきれませんのでごめんなさい。
左の女性が”川西サポ”さん。
右の女性が”レイチェルサポ”さん。
よく見えないかもしれませんが3人ともかぶり物をしているんです(笑)


最終戦ということでトリニータ全選手の名前がコールされました。


怪我で来季が復帰戦になるであろう”トニー”


一番上のドームの隅々まで見えるこの場所に
「最後までこの弾幕を貼ってくれてありがとうございました」


まだ一度も出場できていないけれどスポパで練習をし続けた「アキ」



「選手のピッチ内練習前の挨拶」
選手がピッチ内練習に出てくるとき「大分よりの使者」で迎えました。


今季ホームで聞く”大分よりの使者”は5節の水戸から始まって39節の山雅まで11回。
いろいろな思いがよみがえりますが感傷に浸っている暇はありません戦いは今からです。


こちらは金沢サポさんです。
遠いところをありがとうございます。
アウェーの金沢サポさんたち優しかったなぁ。
”ヤサガラス”大好きです(笑)



「選手 入場」
この日は”コレオ”で選手を迎えました。
私はどうしても”コレオ”を見たかったので周りの人に無理を言って2階席に移動。


”コレオ”を上から見ていて2008年のナビスコ杯のときの”コレオ”を思い出しました。
ここでまたまた感傷に浸っていたのですが、気持ちを入れなおしてゴール裏に移動です。



移動の途中で表彰を受けたさんぺーがスタメンの方に入りかけてみんなから”突っ込み”を受けたらしいことを後で知って驚きました。
さすがペー様、なにかやってくれます(笑)


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「試合開始」
さて試合開始。

相手金沢は現在14位だが直近の2試合で上位の福岡に2-2の引き分け、大宮にも1-1の引き分けとその力の差は感じさせない。
力の差が無いのなら後はメンタルという事になる。


実はこのメンタルこそが大分の大敵と言える。
この試合に絶対に勝たないといけないプレッシャーが半端ない大分と、(失礼な言い方になることを重々承知で)自由に戦える金沢との”気持ちの差”ということになる。


「4分」
金沢 初コーナーキック。
大分がセットプレーに弱いのはどこのチームでも知っていること。
守る大分で180cm以上がのり(184cm)とフック(182cm)の2人。
かたや金沢は5人が180cm以上の身長という驚異。


「40分経過」
両チームともチャンスらしいチャンスがなく40分が経過。
ここまで大分シュート「0」



「43分」
大分にチャンスが来たのが43分。
まず岩田からのスルーパスが伊佐に入る。
伊佐から右サイドを駆け上がったレイにパス、これをレイがグランダーのクロス。
ババケンがわずかに合わずボールは左サイドに流れ、これを星が角度のないところからシュート。
しかしこれはそのまま逆サイドに流れた。
この試合大分の初シュートは星。


さらに大分のチャンス
「45分」
レイからのパスを受けた岩田が清本を狙ったが弾かれこぼれ球が岩田の前に。
これをシュートしたが惜しくも枠の外。
前半はここしかチャンスはなかった。


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「ハーフタイム」

フックのお母様とお友達がご挨拶に来てくださいました。


お母様は当然「6番」でお友達はレイの「7番」
手作りの洋服が可愛いですね。
ありがとうございました。


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「後半」
                              
「後半は思い切ってトライさせたい」とハーフタイムのコメントで語った片野坂監督。
後半開始早々試合が動く。 



「49分」
                           
後半に入って金沢陣内で攻撃を仕掛けた大分が伊佐の頑張りの中


ババケンが相手のファールを誘いゴール前でフリーキックのチャンスを得る。


キッカーは清本。


                                             
「キヨ(清本拓己)のキックの速さと助走の短さがわかっていたので、タイミングを合わせて入っていった」

試合後に語った”のり”のコメント。


清本の早いボールにドンピシャ頭で合わせた”のり”



GKの一番遠い場所のネットに


突き刺さった。


体操の”白井健三”選手ばりの跳躍を見せたババケンと横をすり抜けたのり。
”FW”と”DF”の違いのようなものを感じたがこの際それはどうでもいいこと(笑)



今季初のゴールをこんな大事な試合に決めれた”のり”の強さに驚く。


それにしてもババケンは人のゴールを自分のこと以上に喜ぶんだけど、本当に優しい選手なんだね。


えええ!  ”のり”くん、パフォーマンスはそれで終わり?


ほらほら さんぺーの”例のあれ”があるでしょ!


ババケンものりに早く教えて!


それそれ!  伊佐とさんぺーとのりの3人のパフォーマンス。
だけど,,,,,のりの腰が高いような気が(笑)


うわぁ、1人でやってくれた! 
さすがのり、ありがとう!
(後ろでごっちゃんもビックリ)


「のりさん 今日は奥さん来てくれてるのに指輪にキスはしないんですか?」と優しい岡野(たぶん)
「いやいやいや,,,」とのり(たぶん)


「じゃあ、のりさんの奥さんに向けてアピールで小指を立てます」とどこまでも優しい岡野。
(以上 当たってたら良いな、という期待を込めて(笑))


と、そこに後ろから来たさんぺーがアピールをするために”のり”の前に出て来た(笑)


慌ててさんぺーの”お目付け役”兼”暴走ブレーキ係”のムン君がさんぺーを連行していった。

                                
「鈴木 のり 今季初得点・先制ゴール  おめでとうございます!」 



大分先制 「1-0」


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しかし「56分」
金沢 7番清原選手に同点ゴールを決められた。
これで 「1-1」の同点。


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もどかしい展開の中 大分2枚替え。


川西とさんぺーが呼ばれる。
              
「66分」

丸谷 拓也 → 川西 翔太に交代
馬場 賢治 → 三平 和司に交代


本日の入場者数「14,069人」
この日NHKでトリニータの放送があった。
その影響もあったのか最後の大一番の試合としては少ないと感じた。
しかしなんであれトリニータをTVで放送してもらえるのはありがたい。
長い目で見たらTV放送はサポーターの拡大には絶対に欠かせないもの。
来季のトリニータを生でドームで見たいと思ってくれたらそれで十分だと思っている。
何年か前に大分FCの方と通勤時間に大分駅でトリニータのチラシ配りをしたことがある。
テレビで見ているとみんながチラシを受け取ってくれると錯覚してしまうが現実は違う。
学生(高校生・中学生)はまず受け取ってくれない。
トリニータに興味が無い人に興味を持ってもらえる一番の方法はTVだと思っている。
だからこそ勝たなければいけないのだ。

                 
「81分」 

清本 拓己 → 後藤 優介に交代。
この時のドームに起きた声援が凄かった。


「85分」
ここから川西のゴールまでの道筋を作ったのが”レイ”


ドリブルで持ち込んだレイがクロス


相手DFに当たり跳ね返ったボールに合わせた星。
GKがクリアするが大分コーナーキックを得る。


キッカーはごっちゃん。


シュートコーナーから川西へ。
川西が剥がしてクロス、DFに当たり大きく跳ねたボールに星が足を出したところ相手DFの左手に当たる。


前田が手を挙げ”ハンド”のアピールをするが主審はスルー。
こぼれ球をのりがシュートを打つも相手DFに当たり再び大分コーナーキックのチャンス。


残り時間はわずかに5分。


「86分」
キッカーはごっちゃん。
川西へのワンツーからごっちゃんがクロスを上げるもクリアされ”ここまでか”と思われた瞬間


レイがハーフラインから


バイタルエリアまで猛然と持ち込んだが26番藤村選手のDFでいったんさんぺーに預けた


さんぺーも39番庄司選手にコースを切られクロスを諦めレイに返す


ここでレイは左サイドにフリーで待っていた川西にパスを出す。


川西に付いたDFが6番大橋選手。

                                                         
「後ろがカバーに来ているかどうかを見たときに来ていなくて、後ろはみんな中の対応をしていたので、勝負したら行けるかなと判断した。」

と試合後にコメントしていたようにここから川西が仕掛ける。


カットインから独特の足の運びで中央に持ち込む。


シュートの直前、前にいたごっちゃん、伊佐、さんぺーがコースを開ける。


右足で蹴ったドライブのかかったボールは


弧を描き


ゴールネットに突き刺さった。


その瞬間、ハーフライン近くまで来ていた高木は大きく腰を曲げ両こぶしを握りしめた。


川西が向かった先はこの日出番のなかったサブのメンバーが待つ場所。


両手を大きく広げ


その輪の中に飛び込んだ。


喜びを爆発させる選手の横に”雄叫びを上げる片野坂監督”の姿が見える。


容平、ババケンがぐちゃぐちゃになっている中に先制ゴールを決めた”のり”がダイブする(笑)


さらに星がダイブ


智輝がそれに続く。
まるでハロウィンの日の”渋谷のスクランブル交差点”状態になっている。
それでもDJポリスならぬDJ主審がもうすぐ出動して解散ってなるから大丈夫だろう(笑)


「取ったぞ~」は前田。
こんな時でも”悪さ”できるのはさすがトリニータで一番のヤンチャくん。
それは川西のヘアーバンドだし、プレゼントしたのはさっきから隣で号泣している”川西サポ”さんだし。


                             
《メンバーに入っていない時期に、同様にメンバーに入っていない選手たちと一緒に「チャンスが来たときにちゃんとやれるよう腐らずにやろう」と言い合いながら練習してこれた》 

試合後こうコメントした川西。
川西は25節から31節までの7試合。
32節に29分間出たものの33節から40節までの8試合試合に出ていない。
以前、同じようなことをコメントしたさんぺーも2節から7節までの6試合試合に出ていない。
前田に至っては第1節から24節までの24試合全く試合に出ていない。
だからこそ”試合に出れない苦しみ”が分かるわけだ。
腐らずに練習を重ねてきた3人。
3人の背中を見ていて涙が止まらなかった。

                              
「川西 貴重な決勝ゴール おめでとうございます!」
「DAZN週間ベスト5ゴール! おめでとうございます!」
「大分トリニータ 通算650得点 おめでとうございます!」



アディショナルタイム 4分。

しかし金沢は恐かった。


勝った瞬間伊佐が倒れこんで両手を上げた。
90分間走りぬいた男のガッツポーズは胸を打つ。


力尽きた前田を26番藤村選手が手を貸す。
試合が終わればサッカーを愛する仲間同士。
見ていて心が和む瞬間だ。


翌日 上位陣が全て勝った。
ここでもう一度今の順位を確認しておこう(もちろん大分が中心で)
1位が松本山雅 勝ち点「76」 得失点は「20」で大分が「+5」
2位が大分   勝ち点「75」 得失点は「25」
3位が町田   勝ち点「75」 得失点は「18」で大分が「+7」
4位が横浜   勝ち点「73」 得失点は「18」で大分が「+7」


大分が勝てばその時点で「自動昇格」が決定。
大分が引き分け、もしくは負けた場合は他会場の結果次第となる。
とにかく考え方はシンプルで勝てば昇格する。


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試合後セレモニーがありここで片野坂監督は「みんなでJ1に行きましょう」と力強く語った。


J1からJ2に落ち、J3の地獄を経験し、そこから2年でJ1の舞台に今まさに這い上がろうとしているこのトリニータの歴史の中に自分がいることを幸せに思う。


勝ち点「70」という目標に向かってブレることなく勝ち点を積み重ねていき「PO進出」を確実なものにしたばかりか”J2優勝目前”というところまで連れて来てくれた。
選手、監督、スタッフの皆さんには感謝しかない。
「ありがとうございます!」  


みんなに会える場所。
普段はそれぞれがそれぞれの場所にいながら、いざというときはなにを置いても集まってくる。


そんな実家のように心安らぐ場所。
トリニータがあるからこんな素敵な仲間と知り合うことができた。
今季で名前が替わる「大分銀行ドーム」に感謝。
「今までありがとうございました!」


「来季もご縁があったらまたよろしくお願いします」の言葉に言いようのない淋しさを覚えた。
この時期毎年そうだった。
大分トリニータという人生の交差点で知り合い、選手と共に別の道へ歩んでいく個サポさん。
同じカテゴリーならいつか会うこともある。
しかしそれはまれなことなのだ。
約束のない別れ。
それがこの日だったのかもしれないが、そのことはまだ誰にも分からない。


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最初は5~6人だった”選手バス見送り”も今では100人を超える人でいっぱいになった。
勝った日はもちろん負けて悔しい日もいつもバスの中から手を振ってくれた監督。
私たちに対してその笑顔が変わることはなかった。
それはアウェーに行くときも同じ。


”選手バス”を見送るサポーターに頭を下げお礼を言い


子供たちにもにこやかに握手をする。
人にやさしく自分に厳しい。



その精神は当然選手にも受け継がれる。


川西は言った。
                          
「自分はこうしてチャンスをもらえてよかったが、今年最後にみんなで笑えるように、メンバーに入らなかった人たちのために、試合に出ている人が頑張れたらと思う」 



試合に行く者、見送る者。



メンバーに入った者は入らなかった者の悔しさを知っている。
入らなかった者は入った者の背負う重さを知っている。



だから頑張ることができる。
だから90分間走り続けることができる。


「勇往猛進」
今季はこの言葉を掲げて戦ってきた。
目的・目標に向かって恐れることなくまっしぐらに前進すること。


残り1試合。
昇格した時に選手に渡すメッセージ。


子供たちは慣れないマジックで一生懸命書いた。


次の世代へと引き継がれていく”大分トリニータの歴史”


あと一つ。
自分の力でこじ開けられるところまで来た。
ここまで来たらみんなで掴みたい。
山形の試合の日の天気予報は雨。
2年前のJ3の優勝を決めた鳥取戦が雨だった。
2012年、J1昇格を決めた日も雨だった。
まさに願ってもない天気。

11月16日(金)に出発します。
今回は自走ではなく飛行機で。
現地組の皆さんよろしくお願いします。
現地に行けないサポの皆さん、現地まで爆念をお願いします。

絶対に勝ちましょう!
勝ってJ1に行きましょう!


闘え 大分トリニータ!!
闘え 大分12番!!

勝つのは俺たちだ!!



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今節も声をかけていただいた皆さん
ご挨拶をいただいた皆さん
お気遣いいただいた皆さん
お手紙をいただいた皆さん
本当にありがとうございました。



ありがとうございました。


ありがとうございました。


お手紙、全部読みました。
皆さん、こちらこそありがとうございました。































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