津久見市 保戸島に行ってきました。

2011-03-01 12:23:14 | 大分トリニータ

昨日(2月28日)、津久見市の四浦半島の先端の島
「保戸島」に行ってきました。

人口約1,200人。

この小さな島は全国有数のまぐろ遠洋漁業基地です。

朝、9時10分津久見港を出港。
9時30分保戸島港に到着。

帰りの時間は10時10分。
どうしても10時30分には又津久見港に
帰らないといけない。

島に滞在できる時間はたった40分間。

はたして島を全部回れるのか?








平地が少ないので山に向かって2階建て、3階建ての
家が建ち並ぶ独特の景観です。



その歴史、文化、景観が「未来に残したい漁業漁村の
歴史文化財産百選」に選ばれたそうです。



ここにはいたる所にリヤカーがあります。
メイン道路以外すべてこのリヤカーが活躍します。



「実は私はこの島には正味、30分間しかいられないんです。」

その事を船のクルーであるS君に話すと
「俺の自転車を使っていい」とやさしい返事。

そうここの人はみなさんやさしい人ばかり。

カメラを持ってウロウロしてると「あにい、どこか?」
        (兄さん、どこか探しているのか?)
と言ってくれたおじさん。

「こんにちは」と声をかけてくれたじいちゃん、ばあちゃん。

「お~す」と言ったら逃げて行ったネコ軍団。

「もうすぐ、雨が降るぞ~~」と空を見上げながら
教えてくれた超ばあちゃん。

あわてて船券売り場の事務所に帰り、自転車を返したとたん
大粒の雨がザー。

恐るべし超ばあちゃん。(ありがとう)

事務所に入って帰りの切符を買ってると「おやつをやる」と言って
まんじゅうをくれたおじさん。
さらに「船まで濡れるぞ」と傘を貸してくれたお姉さん。

これはたった30分間のこの島での出来事です。

この島ではみんな家族。
お互いがお互いを心配し、いたわりの心を持って生きてる。
そのため、よそ者の私にまで普通に知り合いのように接してくれる。

みなさん、本当にありがとうございました。

何十年ぶりかに来た「保戸島」だったけれど
そこに住む人々の心は何も変わっていなかった。






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