むすめへ

2010-07-06 22:30:42 | 大分トリニータ

29年前の今日、奥様から娘が生まれたよの知らせがあった。
記憶が確かなら奥様に「よく頑張った、ありがとう」と言ったようだが・・・。笑

娘の顔を見た。
嬉しくてたまらないはずなのに、なぜか喜びより、一人の親としての
責任の重さに負けそうになった思いがよみがえる。

これからこの子が大きくなるまで、ケガをせず、病気をせず、
倒れる事なく家族を守っていかなければならないという
男親としての思いの方が強かった気がする。

そして、その2年後、自分の命より大事な魂が又生まれた。

息子だ。

この二つの魂を守るために自分はがむしゃらに生きてきた気がする。

この息子が結婚前日、私達にDVDをくれた。

その中の言葉。

「僕はあなた達の子供で良かった」
「生んでくれてありがとう」

この言葉でしゃかりきに働いてきた肩の重さが、
軽くなった気がした。

そうなんだ、あなた達は自分の足でしっかり人生を歩いているんだ。
逆に守るべきものを見つけてるんだ。

面と向かって言えないから・・・。

「私も2人の親で良かった。」

「生まれてくれてありがとう。」

娘よ。
誕生日おめでとう。




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