神社のある風景

山里の神社を中心に、歴史や建築等からの観点ではなく、風景という視点で巡ります。

野山で見かけた花達2

2008年04月12日 | その他

「野山で見かけた花達1」を載せてから二ヶ月以上、経ってしまった。
今回は、その「2」であるけれど、紹介するのは1種のみにしようと思う。

この時期、目線はどうしても桜を追ってしまうが、ふと足元に目を向ければ、ちょうどショウジョウバカマの花が盛りである。
もちろん、タチツボスミレやミヤマカタバミ、タンポポにオオイヌノフグリなど、花自体が賑やかな季節でもあるけれど、私が行くような、木々に囲まれた山里の神社で、必ずと言ってよいほど見かけるのが、このショウジョウバカマだ。
ありふれているので、つい見落としがちでも、よく見れば、微妙な花色の変化があって楽しめる。
木陰にひっそりと咲く姿は捨て難く、今週の撮影行で、レンズを通して見て改めて魅力を感じた次第。








日本全国の山野に自生するユリ科の多年草。
地域によって花期や自生量に差があるかも知れないが、神社巡りの折にでも探してみては如何だろう。


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2 コメント

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お恥ずかしい (era)
2008-04-12 22:32:19
この花の存在知らなかった自分て・・・
たしかに見落としそうな花ですね。そんな花にも
美しい写真を撮ったhiro1jzさんナイス。
自分は神社に行っても、花は撮らないですね・・・
気がついてないだけなんですけどね。

穂見神社は県指定の文化財です。ただ、いまは県と
か国は、銭出さないですからね。
和歌山の丹生都姫神社で本殿改修で県から四億近い
金を引っ張れたのも昭和四十年代だったかな?
いまでは不可能な数字ですね。
穂見神社は、頑張って、あの雰囲気は維持しても
らいたいものです。
まぁ開発からは逃れられると思いますけどね。

氏子離れは頭痛い問題ですね。信仰心だけではなく
地域のコミュニティ意識の希薄化も、氏子離れの
原因の一つと神主さん達が申してました。
ただ埼玉の式内社の廣瀬神社や神奈川の式内社の
宇都母知神社のように氏子さんが協力的なエリア
もありますし、一部の名門社は、参拝者が増えて
きていると聞きます。
粘り強く、神社が盛り上がるように皆で頑張る
しかないですよね。コツコツ。

兵庫の式内社 ・・・国会図書館で資料散策しま
すよ。この前、調べたときは成果少なかったんで
すけどね。気合だぁ。
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Unknown (hiro1jz)
2008-04-13 14:53:39
いやまあ、知らない方が多数派のような気がします。
私は一時期、野草に夢中になってましたので・・・。

指定文化財でもお金が出ないものなんですか?
どこの自治体も財政難だとは思いますが、
氏子だけの維持管理には限界があるでしょうに・・・。

参拝者が増えているところがあるのは喜ばしいですが、
寂れていく神社と二極化が進んでいるような気がしないでもありませんね。
観光地のようになってしまうのは望ましい形じゃありませんから、
やっぱり地道に神社好きを増やすしか・・・。
ちなみに私は、「天気いいし神社行こか」、
「彼女とデートするんやったら神社行ったらええねん」、
などと、ことあるごとに、後輩に神社を奨めています(笑
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