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酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

平常心の肴。

2014-08-16 | 酒風景
ウニが食べられないくらい、なんだってんだ(詳細は前記事)。

いや、食べたいけど。

なんつーか、不漁で食べられなかったことが事件なのであって
そもそも欲をかかねば何も起きなかったのである。

それが世の中である。

でも考えてみれば、ウニ丼の旗を出しておきながら
店内では客を座らせておいてから「品切れです」とはある意味で詐欺行為である。
書き入れ時は何でもあり的な、観光地の嫌な側面を見てしまった(一部の店と願いたい)。
だんだん腹立ってきたぞ(笑)

それも世の中である。


先日、生家に立ち寄り茄子をもらう。
家庭菜園の、それもウラ生りみたいな小ちゃい茄子。

それを少量の塩でもみ、同じく採れたての大葉と和えてみた。


軽くめんつゆ味、&ごま油数滴。

肴との相性で答えの出なかった特別純米古酒も、これなら問題なし。
また、酒もグラスで呑れば、よりすっきりとして吉。

佳い肴とはこんなものかね。
日々の晩酌には、その日のものにちょいと手をかけて美味しくしたものが相応しいのである。
これが料理の原点と言えなくもない。

優しい味に身体が癒える。
もう、ウニのことは許しちゃどうだい。


いや、ウニはウニ(笑)