酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

鯛の塩焼きで湯豆腐。

2018-03-15 | こしらえた話。
自分もこういうタイトルの書き方をされて、いまいちピンと来なかったのだが、池波正太郎先生がこうやって食べたというのだから、そりゃ真似てみるほかはない。

というとで、わざわざ鯛を買ってきて、焼いて、それを煮出して、酒と塩で味を調え、豆腐を浮かべたら・・・


野趣あふれる、どころの騒ぎじゃないダイナミックな湯豆腐の出来上がり(笑)

でもね、コレ、いいダシが出てて豆腐が何とまあ美味しこと。
もともとは、先生の話によると折詰に入ってる鯛をこうして食べると美味しいという、さすがは池波流食の楽しみ方。
そうそう、昔、父親が何かのご祝儀に呼ばれ、土産に持って帰って来た折詰に入ってたな。
でも、大概は塩気が強くて、子供はあまり好まなかった。

というようなことを先生も仰っていて、その顛末は例の日本酒ウェブサイトに載せるべくただいま執筆中。

ちなみに自分、折詰といえば、お馴染みの堀川ゴボウを何かで巻いて(くるんで)揚げたようなのが好きだった。

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2 コメント

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折り詰めの鯛 (鯛焼きのシッポ)
2018-03-17 20:12:26
ありましたね〜。
今はとんと見掛け無いけど…。
昭和は遠くなったな〜なんて…いくつよ、私。

湯葉か何かで巻いて揚げたのかな?なんて、
想像して…美味しそうニャー。
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>鯛焼きのシッポ様 (こたりん)
2018-03-19 12:05:22
ご祝儀ではそんな形で料理を振る舞う。
懐かしき昭和文化というところでしょうか。
あと、折詰といば定番なのは折りの隅を陣取っていた羊羹。
あ、地域差あるかな。デザートも一緒になってたってことでしょうかね。
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