仕事先の方々と街の老舗洋食屋(気まぐれで餃子もあるけど)でランチ。
皆さんめいめいに食べたいものをオーダーし、自分はこれ。
チキンライス。なんでかな、画像の調子がおかしいな
昭和の香りする店で、なつかしの味を。
と言ってはみたが、自分、小さな頃はあまりチキンライスを食べさせてもらえなかった。
どの店にいっても大概がそうなのだが、母の考えはこうだ。家でも食べられるものをなぜお金を出してまで外で食べねばならぬのか。母にしてみれば、チキンライスは鶏とご飯を炒めたのをトマトケチャップで味付けした誰でも作れるもの程度のものだったのかもしれない(でも、家でもチキンライスはこさえてくれなかったような気もするが)。
今となってはよく分かるその理屈。
敬愛する池波先生も言っておられた。外食するなら家ではできない火力や技術によって成される料理をと。
でも、子どもは食べたい。フツーの焼き飯でなく甘酸っぱいチキンライスを。
トラウマとは言わぬが、だから今、そんなものが無性に食べたくなるのである。
チキンライスといえば、ダウンタウンさんのクリスマスソング「チキンライス」をご存じか。松本氏の作詞、唄は浜田氏だ。その歌は自分の心にとても残っていてチキンライスを食べる度に思い出す。
歌詞でこんなことをつぶやいていた。
たまに家族で外食 いつも頼んでいたのはチキンライス
豪華なものを頼めば二度とつれてきてはもらえないような気がして
親に気を使っていたあんな気持ち
今の子どもに理解できるかな
素晴らしい一節。共感すると同時にこうも思う。
今の子どもに、というよりも子どもが望むままに与えたいだけ与える「今の親世代」に分かるかな。
大人になったその子らが、料理にノスタルジックを感じることがあるのかな。
皆さんめいめいに食べたいものをオーダーし、自分はこれ。
チキンライス。なんでかな、画像の調子がおかしいな
昭和の香りする店で、なつかしの味を。
と言ってはみたが、自分、小さな頃はあまりチキンライスを食べさせてもらえなかった。
どの店にいっても大概がそうなのだが、母の考えはこうだ。家でも食べられるものをなぜお金を出してまで外で食べねばならぬのか。母にしてみれば、チキンライスは鶏とご飯を炒めたのをトマトケチャップで味付けした誰でも作れるもの程度のものだったのかもしれない(でも、家でもチキンライスはこさえてくれなかったような気もするが)。
今となってはよく分かるその理屈。
敬愛する池波先生も言っておられた。外食するなら家ではできない火力や技術によって成される料理をと。
でも、子どもは食べたい。フツーの焼き飯でなく甘酸っぱいチキンライスを。
トラウマとは言わぬが、だから今、そんなものが無性に食べたくなるのである。
チキンライスといえば、ダウンタウンさんのクリスマスソング「チキンライス」をご存じか。松本氏の作詞、唄は浜田氏だ。その歌は自分の心にとても残っていてチキンライスを食べる度に思い出す。
歌詞でこんなことをつぶやいていた。
たまに家族で外食 いつも頼んでいたのはチキンライス
豪華なものを頼めば二度とつれてきてはもらえないような気がして
親に気を使っていたあんな気持ち
今の子どもに理解できるかな
素晴らしい一節。共感すると同時にこうも思う。
今の子どもに、というよりも子どもが望むままに与えたいだけ与える「今の親世代」に分かるかな。
大人になったその子らが、料理にノスタルジックを感じることがあるのかな。