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中山梅(ちゅうざんばい)

2020年01月29日 | いろいろ日誌
コロナウイルスが蔓延している
中華人民共和国の武漢。
教科書の歴史の時間に出てくる武漢は
近代史「辛亥革命」の始まりの地です。
それについて以下、webから転載します。

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宣統3 (1911,辛亥) 年に勃発した中国の革命。民国革命ともいう。清朝を打倒するとともに,2000年来の専制政体を倒し,アジアで最初の共和国を建設した。
アヘン戦争以後の半植民地化の進展のなかで,「洋人の朝廷」と化した清朝を倒し,独立富強の中国の建設を目指したもので,孫文の三民主義をその指導理念とした。
8月19日 (太陽暦 10月 10日) の武漢での新軍蜂起後,主として南方に波及し,1912年1月1日中華民国が発足,孫文が臨時大総統となったが,やがて軍閥の巨頭袁世凱に革命の成果を横取りされた。以上を第一革命という。
その後第二 (13年7月) ,第三 (15年 12月) の革命が起ったが,袁世凱の死とともに軍閥の混戦となり,民生の困窮はさらに増大した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典


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辛亥革命から100年あまり。
最近の
中華人民共和国関連の出来事は
コロナウイルスをはじめ
香港デモや台湾大統領選挙など
ずいぶんと騒がしいものが多いです。
アメリカとの貿易交渉も
難航しているようですし。


ところで今日1月29日の地方ニュースで
「孫文と滔天ゆかりの梅が見ごろ(熊本県)」
がアップされていました。
偶然とはいえあまりにもナイスなタイミング。
武漢ゆかりの国士が
中国国内の現状を憂いているのかもしれません。


▲孫文と滔天ゆかりの梅が見ごろ(熊本県)



【記事】
中国の辛亥革命の指導者孫文と孫文を支援した宮崎滔天ゆかりの白い梅の花が今、荒尾市で見頃となっている。
荒尾市にある県指定史跡、宮崎兄弟生家の庭にある梅の木は樹齢250~300年と言われている。
今年は、2週間ほど早く花が咲き始め、29日現在、満開となっている。
辺りには、甘い香りが漂い、メジロが花の蜜を求めて飛び交っている。
宮崎兄弟の八男、滔天は中国の辛亥革命の指導者孫文を支援した。
1913(大正12)年3月に孫文が革命成功のお礼で荒尾を訪れた際、滔天と孫文は、梅の木の前で記念撮影をしている。
この梅の木は孫文の号「中山」をとって「中山梅」と呼ばれ、孫文と滔天の友情を今に伝える日中友好のシンボルとなっている。
見ごろは来月上旬頃まで