エコでピースな市民のひろば

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龍が奔る杜◎其の四

2014年12月17日 | 伊勢の神宮


伊勢の神宮は
12月15日から25日まで
三節祭のひとつ
月次祭(つきなみさい)が
執り行われています。

15日の豊受大神宮にはじまり
16日の皇大神宮では
午後10時と17日午前2時に
由貴(ゆき)の大御饌(おおみけ)を2度奉り
ついで正午に奉幣(ほうへい)の儀が
行われます。
引き続き別宮以下
諸宮社でもお祭りが行われます。

大陸からの寒気の影響で
全国的に大荒れの天気のようですが
冒頭の画像のとおり
伊勢はステキな朝を迎えたようです。
(画像は友人提供/宇治橋)

ちなみに
雪の朝のウチの駐車場

こんな感じです。


さて
久々に
龍が奔る(はしる)シリーズを
アップします。
第4回になりますね。

今回は
地元、広島市西区井口(いのくち)の
「井口大歳神社」を紹介します。
「ムクノキとフクロウ」で
ご紹介した神社を再度取り上げます。

ところで
大歳神社ですが
全国いたる所にありますね。
広島県内だけでも数十箇所にのぼり
比較的西日本に多く分布しています。


安芸太田町筒賀にも
大銀杏で有名な大歳神社があります。
先のブログで紹介した
朝崎郁恵さんは厳島神社奉納会の前日
ここで奉納演奏をされました。


井口大歳神社の境内には
樹齢約500年の椋の木があります。


とにかく
力強い生命力と
すべてを包み込むような優しさを
感じる木です。
龍が昇って行くような
イメージも感じます。


あわせて
境内自体にエネルギーが満ちていて
このような場所で写真を撮ると
キレイな光が映りこんできます。


その境内の一角に
ちいさな池があるんです。

これまで
何度も足を運んでいるのに
あまり目に留まらなかったんですが
今日は何か
引っ張られるような
フシギな感覚に包まれました。




池のほとりには
「縁結びの池」と記す札があります。
以下のように記載されています。

「大国主の命多邇具久(蟇蛙)に
久延比古(かかし)を呼び少彦名神知る
岩長姫命(イワナガヒメノミコト)
宇麻志阿斯訶備比古遅神
(ウマシアシカビヒコヂ)」
これは
大国主の国づくりの説話において
登場する内容を
短く示しているようです。



『古事記』によると
大国主の元に
海の向こうから小さな神がやって来たが
名を尋ねても答えず
誰もこの神の名を知らなかった。

そこでヒキガエルの多邇具久が
「この世界のことなら何でも知っている
久延毘古ならきっと知っているだろう」
と言うので久延毘古を呼ぼうとするが
久延毘古は歩くことが出来ないという。

大国主らが久延毘古の元へ行くと
それは山田のそほど(かかしの古名)であった。
久延毘古に訊くと、
「その神は神産巣日神の子の少彦名神である」
と答えた。


久延毘古はかかしを神格化したものであり
田の神、農業の神、土地の神である。
かかしはその形から神の依代とされ
これが山の神の信仰と結びつき、
収獲祭や小正月に「かかし上げ」の
祭りをする地方もある。

また
かかしは田の中に立って
一日中世の中を見ていることから
天下のことは何でも知っている
とされるようになった。
(ウィキペディアより)

合わせて
日本の神々の系図(一部)について
ご紹介しておきます。



大小に関係なく
この池からは
何か特別なエネルギーを感じます。

写真を撮影した後に気付いたのですが
池を囲んである石の中に
少し気になるものがありました。



「石には意志がある」
先日、開催された
石の語り部講演会で
須田郡司さんがこのように語られました。

小さな境内
小さな御池
小さな石群

小さき中に
特別なメッセージを感じる
とても癒される
ステキな場所です。

◆井口大歳神社
〒733-0842
広島県広島市西区井口2-23-25
◎JR新井口駅から徒歩12分
◎広島電鉄井口駅から徒歩9分


感謝