ポケットが 財布替わりや 春朧
(ぽけっとが さいふがわりや はるおぼろ)
17250 【季語】 春朧 【季節】 三春
名が当て字 今だけでしょ 亀の啼く
(ながあてじ いまだけでしょ かめのなく)
17251 【季語】 亀啼く 【季節】 三春
名前が当て字の人が増えている。
そんな名前、誰が読めるのでしょうか?
役人の浅知恵。国民番号制の布石か?
そんな名前、誰が読めるのでしょうか?
役人の浅知恵。国民番号制の布石か?
生き死にや 余命はありや 朧なり
(いきしにや よめいはありや おぼろなり)
17252 【季語】 朧 【季節】 三春
春暁や サンタナが曲 目覚ましに
(しゅんぎょうや さんたながきょく めざましに)
17253 【季語】 春暁 【季節】 三春
春寒に 言い繕いの 予報士ども
(はるさむに いいつくろいの よほうしども)
17254 【季語】 春寒 【季節】 初春
煙草屋の 娘の噂 名はみどり
(たばこやの むすめのうわさ なはみどり)
17255 【季語】 緑 【季節】 初夏
高校時代の友達の彼女が、煙草屋の娘で、名はみどり。
春服の 準備はいまだ 春ならず
(はるふくの じゅんびはいまだ はるならず)
17256 【季語】 春 【季節】 三春
今もなお 無理無駄無視の 春の風邪
(いまもなお むりむだむしの はるのかぜ)
17257 【季語】 春の風邪 【季節】 三春
何すると 予定無き日の 朝寝かな
(なにすると よていなきひの あさねかな)
17258 【季語】 朝寝 【季節】 三春
役立たず 独活の大木 寝てばかり
(やくたたず うどのたいぼく ねてばかり)
17259 【季語】 独活 【季節】 晩春
菫程な 色ある人で 終わりたし
(すみれほどな いろあるひとで おわりたし)
17260 【季語】 菫 【季節】 三春
夏目漱石「菫程な小さき人に生れたし」
古びりて なお小望あり 春霞
(ふるびりて なおしょうもうあり はるがすみ)
17261 【季語】 春霞 【季節】 三春