俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

弥栄(いやさか)

2018年09月06日 | 俳句

颱風過 今度は地震 災多し
(たいふうか こんどはじしん さいおおし)
19745 【季語】 颱風 【季節】 仲秋


弥栄や 颱風地震 日本国
(いやさかや たいふうじしん にほんこく)
19746 【季語】 颱風 【季節】 仲秋
弥栄(いやさか)=ますます栄えること。
颱風地震の災難に合っても、国の繁栄を望む。


敗荷 己が姿か 見つめ居り
(やれはちす おのれがすがたか みつめおり)
19747 【季語】 敗荷 【季節】 晩秋
敗荷(やれはす・やれはちす・はいか・はいが)
=台風などで、吹き破られた蓮の葉のこと。
=破れ蓮。


楽しみは 寝るに限ると 秋時雨
(たのしみは ねるにかぎると あきしぐれ)
19748 【季語】 秋時雨 【季節】 晩秋
創句の途中に時雨が、、、。


不知火も 雲龍も 型なし角力
(しらぬいも うんりゅうも かたなしずもう)
19749 【季語】 角力 【季節】 初秋
最近の土俵入りの型に疑問。
基本がなってない。
これが国技か?


新涼や 古びた椅子の 端居かな
(しんりょうや ふるびたいすの はしいかな)
19750 【季語】 新涼 【季節】 初秋


鳩尾の 上で手を組む 秋の宵
(みぞおちの うえでてをくむ あきのよい)
19751 【季語】 秋 【季節】 三秋
鳩尾(きゅうび、みぞおち)
=人間の腹の上方中央にある窪んだ部位のこと。
=水月(すいげつ)、心窩(しんか、しんわ)


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天高し

2018年09月06日 | 俳句

見つめてる 空白かれど 天高し
(みつめてる そらしろかれど てんたかし)
19730 【季語】 天高し 【季節】 三秋


颱風過 空も元気だ 天高し
(たいふうか そらもげんきだ てんたかし)
19731 【季語】 天高し 【季節】 三秋


哀れ蚊や 気温高くて 刺せもせず
(あわれかや きおんたかくて させもせず)
19732 【季語】 哀れ蚊 【季節】 仲秋


床につき 眠れぬままの 夜長かな
(とこにつき ねむれぬままの よながかな)
19733 【季語】 夜長 【季節】 三秋


旅予定 考え続け 長い夜
(たびよてい かんがえつづけ ながいよる)
19734 【季語】 長い夜 【季節】 三秋


哲学の 道で出会いし 鬼の子よ
(てつがくの みちでであいし おにのこよ)
19735 【季語】 鬼の子 【季節】 三秋
鬼の子=蓑虫


お散歩の お邪魔する気か 秋の蛇
(おさんぽの おじゃまするきか あきのへび)
19736 【季語】 秋 【季節】 三秋


我が前を 短く長く 秋の蛇
(わがまえを みじかくながく あきのへび)
19737 【季語】 秋 【季節】 三秋


風吹かば 新涼の極み ここにあり
(かぜふかば しんりょうのきわみ ここにあり)
19738 【季語】 新涼 【季節】 初秋


古希古希も あと三月なり 夜半の秋
(こきこきも あとみつきなり よわのあき)
19739 【季語】 夜半の秋 【季節】 三秋


颱風過 世間は災禍 我が家無事
(たいふうか せけんはさいか わがやぶじ)
19740 【季語】 颱風 【季節】 仲秋


秋出水 眠れぬ夜は 思い寝を
(あきでみず ねむれぬよるは おもいねを)
19741 【季語】 秋出水 【季節】 仲秋
秋出水=颱風


秋半ば 未だ離せぬ 団扇かな
(あきなかば いまだはなせぬ うちわかな)
19742 【季語】 秋団扇 【季節】 三秋


雁来紅や 血潮上るは 誰のせい
(かまつかや ちしおのぼるは だれのせい)
19743 【季語】 雁来紅 【季節】 三秋
雁来紅(かまつか、がんらいこう)=鶏頭


草相撲 四人抜きは うっちゃりで
(くさずもう よにんぬきは うっちゃりで)
19744 【季語】 草相撲 【季節】
小学5年のできごと。5人目で負けてしまった。


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9月6日 秋の蝉

2018年09月06日 | 俳句暦


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