俺流俳句 「いちらくいちらく」

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あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

天高し

2018年09月06日 | 俳句

見つめてる 空白かれど 天高し
(みつめてる そらしろかれど てんたかし)
19730 【季語】 天高し 【季節】 三秋


颱風過 空も元気だ 天高し
(たいふうか そらもげんきだ てんたかし)
19731 【季語】 天高し 【季節】 三秋


哀れ蚊や 気温高くて 刺せもせず
(あわれかや きおんたかくて させもせず)
19732 【季語】 哀れ蚊 【季節】 仲秋


床につき 眠れぬままの 夜長かな
(とこにつき ねむれぬままの よながかな)
19733 【季語】 夜長 【季節】 三秋


旅予定 考え続け 長い夜
(たびよてい かんがえつづけ ながいよる)
19734 【季語】 長い夜 【季節】 三秋


哲学の 道で出会いし 鬼の子よ
(てつがくの みちでであいし おにのこよ)
19735 【季語】 鬼の子 【季節】 三秋
鬼の子=蓑虫


お散歩の お邪魔する気か 秋の蛇
(おさんぽの おじゃまするきか あきのへび)
19736 【季語】 秋 【季節】 三秋


我が前を 短く長く 秋の蛇
(わがまえを みじかくながく あきのへび)
19737 【季語】 秋 【季節】 三秋


風吹かば 新涼の極み ここにあり
(かぜふかば しんりょうのきわみ ここにあり)
19738 【季語】 新涼 【季節】 初秋


古希古希も あと三月なり 夜半の秋
(こきこきも あとみつきなり よわのあき)
19739 【季語】 夜半の秋 【季節】 三秋


颱風過 世間は災禍 我が家無事
(たいふうか せけんはさいか わがやぶじ)
19740 【季語】 颱風 【季節】 仲秋


秋出水 眠れぬ夜は 思い寝を
(あきでみず ねむれぬよるは おもいねを)
19741 【季語】 秋出水 【季節】 仲秋
秋出水=颱風


秋半ば 未だ離せぬ 団扇かな
(あきなかば いまだはなせぬ うちわかな)
19742 【季語】 秋団扇 【季節】 三秋


雁来紅や 血潮上るは 誰のせい
(かまつかや ちしおのぼるは だれのせい)
19743 【季語】 雁来紅 【季節】 三秋
雁来紅(かまつか、がんらいこう)=鶏頭


草相撲 四人抜きは うっちゃりで
(くさずもう よにんぬきは うっちゃりで)
19744 【季語】 草相撲 【季節】
小学5年のできごと。5人目で負けてしまった。


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