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俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

秋の暮

2016年10月29日 | 俳句

パソコンの 光眩しき 秋の暮
(ぱそこんの ひかりまぶしき あきのくれ)
17908 【季語】 秋 【季節】 三秋


秋深し 天候不順 いつまでぞ
(あきふかし てんこうふじゅん いつまでぞ)
17909 【季語】 秋深し 【季節】 晩秋


秋晴れに 部屋の片隅 端座する
(あきばれに へやのかたすみ たんざする)
17910 【季語】 秋晴れ 【季節】 三秋


秋澄むに 汽車の煙の 眼に沁みし
(あきすむに きしゃのけむりの めにしみし)
17911 【季語】 秋澄む 【季節】 三秋


気に掛かる 都大路の 秋の蜘蛛
(きにかかる みやこおおじの あきのくも)
17912 【季語】 秋 【季節】 三秋


鬼の子や 絲の揺らぎに 見つけられ
(おにのこや いとのゆらぎに みつけられ)
17913 【季語】 鬼の子 【季節】 三秋
鬼の子=蓑虫 絲=糸の旧字体


露霜や 風に揺られて 草光る
(つゆじもや かぜにゆられて くさひかる)
17914 【季語】 露霜 【季節】 晩秋



10月29日

2016年10月29日 | 俳句暦


水琴窟(すいきんくつ)は、日本庭園の装飾の一つで、
手水鉢の近くの地中に作りだした 空洞の中に水滴を落下させ、
その際に発せられる音を反響させる仕掛けで、
手水鉢の 排水を処理する機能をもつ。

水琴窟という名称の由来は不明である。
だが、水琴窟はあっても、水が流れていない、音が出ていないところが多い。

手入れが大変なのだろうが、手水鉢と同様、日本の庭園には欲しいものだ。