9/15 秋風３

　
『秋風の　そよそよそよぐ　昼寝時』　　（あきかぜの　そよそよそよぐ　ひるねどき）

〔秋風が、そよそよと息をする。僕は眠くなる。〕

9/15 秋風２

　
『秋風の　骨身に沁みて　歩の軋む』　　（あきかぜの　ほねみにしみて　ほのきしむ）

〔持病と言えるかどうか判らぬが、膝が軋む。〕

9/15 秋風１

　
『秋風の　吹いて機音を　連れて来る』　　（あきかぜの　ふいてきおんを　つれてくる）

〔風の方向が変わると、飛行機の離発着の方向が変わるのか、機音が大きくなる。〕

9/15 秋の空

　
『寝転がり　身近になりし　秋の空』　　（ねころがり　みぢかになりし　あきのそら）

〔秋に限らず、空を見ると眠くなる。我が習性か。〕

9/15 蘆の花

　
『蘆の花　おじぎに誘われ　川辺ゆく』　　（あしのはな　おじぎにさそわれ　かわべゆく）

〔秋の川辺と言えば、薄、蘆、真菰、、。少しさびしい感がする。〕

9/15 貴船菊

　
『貴船菊　一人地蔵の　横に咲く』　　（きふねぎく　ひとりじぞうの　よこにさく）

〔貴船菊；京都貴船神社の近くで咲く菊。別名；秋明菊、秋冥菊。〕

9/15 秋雨前線

　
『秋雨の　前線冷たく　立ち止まり』　　（あきさめの　ぜんせんつめたく　たちどまり）

〔今年は、秋雨前線の動きも遅い。〕