超兵器磯辺2号

幻の超兵器2号。。。
磯辺氏の文才を惜しむ声に応えてコンパクトに再登場。
ウルトラな日々がまたここに綴られる。

大晦日に

2009-12-31 08:24:11 | Weblog
みなさま、あけまして・・・もとい!写真は今日大晦日のもので、初日の出ならぬ「オオラス日の出」だ。
ズームインで「明日の初日の出は午前6時48分頃・・・」と言われ、画面を見たら朝の6時44分だったからあわてて上着を着込み、愛車ポインター号をとばしていつもの波偵察場所へ、今年を締めくくるに相応しい見事な日の出だった。

昨年しばらくお休みにしたブログを再開したのも確か、12月31日。。。
キリのいいところで、正月からにすればよいのに、ラス日の出と言い我ながらへそ曲がりなことだ。
ただ正月3が日は実家(と言ってもすぐそば)で過ごすので、この手のことはずっと後になってしまうから、大晦日の更新というのは結構合理的なんだ。

昨日は以前ここでも紹介した伊豆多賀の南熱海マリンホール裏へ正月用寒グレ釣りだ。
網代湾が一望できるのんびりしたテトラ群だが、この前きたときはかなりよい釣果を記録した隠れスポットだ。
ただ我が家から西湘バイパス~真鶴道路~熱海ビーチラインを経て1時間30分というのはちと遠いんだよな。。。

午前中だけ粘って今年最後の釣果はグレ(メジナ)3匹、ウミタナゴ1匹、ベラ多数(リリース)だった。
正月用には少し寂しいから、今朝リトライしようと思っていたが、海が大荒れのようなので止めた。。。
正月は晴れるには晴れるが、寒波がひどいようだ。

私は1年をあまり短く感じないほうのようだが、それでも「もう大晦日かぁ」と思う。
いい年になると皆、「1年が過ぎるのはあっと言う間・・・」と苦笑するが、私に言わせれば当然のことだ。
5歳の子供はそれまで過ごしてきた時間の累積に比べると1年が20%にもなる。そりゃ長く感じるわな。

たぶん時間の感覚はこれまで経験し得た長さしか持てないはずだ。息子甘辛でも1年はこれまでの人生の10%弱はある。。。
ところが40数年も生きてくると1年は2.5%、50歳になったらそれまでの人生の2%になってしまう。。。
早く感じるのは当たり前のことか・・・

終業式に貰って来た通信簿を息子はしばらく隠していたようだが、ちょびっと成績が下がってしまった。。。
全丸なのは算数と体育だけ、それこそ塾とサッカーに行ってる効果のみかな。
ちょっと前は国語の「話をよく聞き、筋道を立てて話す」というのが×だった。

「おまえさあ、サラリーマンだったらこれ×のヤツってダメダメよ。これだけで仕事してる人ばっかよ・・・」

「小説家を目指す」とか言って、しきりにインターネットに作品投稿していた。
別になんでもいいや、と思っていたが本人の都合通りにはいかないもので、今回は「話をよく聞き・・・」は丸になって、「考えや気持ちを文章に表す」というのが×になっちゃった。小説家としちゃあ致命的だな・・・
クリスマスのサンタプレゼントは「四字熟語かるた」。二字ずつの漢字をニ組合せ、熟語にする単純極まりないカルタで我ながら「つまんねえだろな」と思いながらやってみると結構面白い。

自分で勝手に面白そうなルールに捻じ曲げてしまうのは我が家の専売特許だ。
「カードをめくったら、その言葉を使って何か『一言』言わなければならない(笑点風)」
「首尾」・・・よりもオレはコウゲキしたいぜー
「三昧」・・・不埒な悪行?みっつみにくい浮き世の鬼を。。。
「八方」・・・菜より肉野菜炒めのほうが好き
「三位」・・・じゃあ納得できねえよ。優勝以外価値なし!
「一石」・・・ドイツ語でアインシュタイン
楽しみながら勉強に。。。ならないか。

最近「何でこんな勉強しなきゃいけないんだろう?」という顔をするようになったので、今年のテーマ「学ぶということ」を炸裂させよう。
この前、ひょんなきっかけから小川洋子の「博士の愛した数式」という本を読んだ。
やはり「数学」が最も「実生活には遠い」もののようだ。くだんの式はたぶんEXP(πi)-1=0だと思うのだが、この公式は大学の教養課程で習う。

今の教科書を見るのは結構楽しいことだが、小学校の勉強などは、大人になってから100%使うものばかりだ。
中学校もそうだろう。高校くらいになるとこの辺が怪しくなり、大学での教育など社会人になって実生活で役に立つものなどはっきり言って一つもない。。。
それでよいのだ。一生で最もパワー溢れる時期に「知性・感性・直感」を養うためだから。

「人間はより多くのモノを学んだ者のほうが、『イザ』というとき生き延びる可能性が高い」
たぶん人類も数百万年の歴史をもっているから、そういうものを本能的に積み重ねてきたのだろう。
そういう意味では私は全方位学習派だ。歳を経て趣味と化すとなおさら「手当たり次第」となる。

「富士山の噴火が始まったとする。距離があるからすぐに全滅することはない。しかし危機的状況はすぐそこまで迫っている。国語算数理科社会(ドリフか?!)のそれぞれ得意なヤツは生き延びるためにどんなことを活かせるか・・・」
来年は息子甘辛とはそんな会話をしていくだろう。

今年はいっぱい「本」を読んだ。来年はそれに加えて「音楽」をマイブームにしよかな。
「鳥」というテーマもありだな。写真家への道も捨てがたい。。。

みなさま1年間ありがとうございました。来年もエキサイティングな年でありますように。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (小夏)
2010-01-01 02:01:47
磯辺師匠、
飲んでいらっしゃいますかー 
昨年はたくさん笑わせていただきありがとうございました
法師殿の寺子屋門下生としてお勉強も一杯させていただきましたよ~
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!!

まさに出るとばかりの朝日!染まる雲!江の島に灯台、そして鳥・・・
雲の切れたところに鳥・・・スゴイっ
なんて素敵な一枚でしょう~

師匠、写真をかじり始めてつくづく思うのは
ISO感度とシャッタースピードとかの順列組み合わせ!!
これ習ったのはいつでしたかしらねぇ・・。

「1年が過ぎるのはあっと言う間・・・」の講義、痺れました
新年初痺れ、ありがとうございまーす

磯辺さん、磯辺さんご一家にとりまして素敵な一年になりますように~
返信する
Unknown (磯辺太郎)
2010-01-03 16:01:11
小夏さま

こちらこそ昨年はホントに楽しい1年でありました。
私の知らないワールドをたくさんお持ちの小夏さんに今年こと弟子入りだぁ!

構図は結構おいしいのに、写真自体はイマイチですねえ。難しいもんだ。
ISOとシャッタースピードですか。。。オートじゃないほうがいいのかな。
(そもそもIXY君でマニュアルなんてできるのかな)
我が家の人間は皆、「説明書を読まない」人種なんで、難しいかもなあ。。。

本年も「西の淑女」に幸がありますように。
返信する

コメントを投稿