誰が“スポークスマン”をやるか
拉致被害者の家族としてマスコミにも度々登場されている蓮池透さんが、
4月29日の朝日新聞に投稿している。その記事によると、氏は、元東京電力の社員として原子力発電や核ミサイルにも関わったことのあり、また実家は、新潟・柏崎刈羽原発から3キロ圏にあったとか。
そうした体験を聴いて驚くのは、当時、現場では炉心損傷は1千万年に1回程度、津波は最大でも5~6mと説明されていたそうである。また今回は、首相、保安院、東電、原子力委員会の発表のズレがあったし、全くまとまりがなかった。
政府や東電は、最悪のシナリオと可能性、その背景や進捗状況を勇気をもって説明すべきであり、「頑張ります、はもういい」、現場と本社のギャップも酷いものである。
彼らは、「何をめざし、何をやっているのか」、一般には見えてこない。あらゆる質問に答えることができる“スポークスマン”を立たせて「情報の一元化」を図るべきことが主張されていた。
医療施設は、大企業とは比べものにならないが、人の不幸を左右するという意味では、ほとんど違いはない。そのとき誰が“スポークスマン”を務めるか、この能力について、今が問われている。
拉致被害者の家族としてマスコミにも度々登場されている蓮池透さんが、
4月29日の朝日新聞に投稿している。その記事によると、氏は、元東京電力の社員として原子力発電や核ミサイルにも関わったことのあり、また実家は、新潟・柏崎刈羽原発から3キロ圏にあったとか。
そうした体験を聴いて驚くのは、当時、現場では炉心損傷は1千万年に1回程度、津波は最大でも5~6mと説明されていたそうである。また今回は、首相、保安院、東電、原子力委員会の発表のズレがあったし、全くまとまりがなかった。
政府や東電は、最悪のシナリオと可能性、その背景や進捗状況を勇気をもって説明すべきであり、「頑張ります、はもういい」、現場と本社のギャップも酷いものである。
彼らは、「何をめざし、何をやっているのか」、一般には見えてこない。あらゆる質問に答えることができる“スポークスマン”を立たせて「情報の一元化」を図るべきことが主張されていた。
医療施設は、大企業とは比べものにならないが、人の不幸を左右するという意味では、ほとんど違いはない。そのとき誰が“スポークスマン”を務めるか、この能力について、今が問われている。
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