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右脳と左脳。直感の経営〜ひらめきがチャンスを呼ぶ

2017-01-07 15:48:13 | はとはあと最新情報
「直感の経営〜ひらめきがチャンスを呼ぶ〜」

 新年なので夢のある題材をさがしてみました。1987年、日本経済新聞社が、ロイ・ローワン著(望月和彦訳)で「直感の経営」という本があります。人間が大脳で行なっている直感が、経営に及ぼす影響について、多面的に光を充て考えようとする興味ある内容です。
 
 再読して早速に閃いたのですが、われながら気に入った解釈、初夢でも見る思いです。 それは、人の右脳の役割を航空機に例えると「離陸」であり、独創性でも何でもいい、とにかく飛び上ることに使命があります。それに対して左脳の役割は、確実に限定された地表に「着陸」しなければなりませんから、人間の勘や技に頼ることは難しく、厳格な統制のもとに結果をだすことが全てでなければ許されないプロセスといえます。
 
 そこでピンときたのが組織における経営です。必要な生産性や成長が喧しく言われていますが、その物差しは、統合的に体系化された指標つまり左脳的な役割です。それによって成果や成長が浮かび上がり、豊かさに循環されるというわけで、まさしく左脳的な展開であるといえます。
 
では、組織経営において、右脳はどんな働きがあるのでしょうか。経営において右脳つまり直感は何を果たすのかという問題です。明らかに右脳の魔力です。飛び上るための気力や精神力、目に見えないスピリチュアルな力が機能すると思います。スポーツ選手が、どこまでも勝つことを諦めず戦いぬく「生き方」や全体の状況を把握する能力です。
 
「離陸」と「着陸」が安全に、できれば喜びを乗せてまた飛び立つことに、よく調和して取り組める社会や組織でありたいと思うわけでが、これからも歴史は止まることはありません。飛び上がりと着地を繰り返すことで、人は今を生きてきたのです。この現代から未来へ、もう少し人間の直感とその社会の可能性について目配りしてはどうでしょう。

新年もすでに1週間。まさか左脳の仕業ではないでしょうね。


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