広報などでコミュニケーション全体を語るとき、
「対話」には「ミクロ」の関係、
一般的には、人と人のコミュニケーションが想起されます。
医療において、とても重要な技術でもありますね。
これに対して、「メゾ」の関係とは、
個人の関係を超えて地域やコミュニティ、
企業や官公庁といった各種に組織体と対話するコミュニケーションで、
顔は見えてもその集団を代表するリーダーやトップということになるでしょう。
地域のヘルスリテラシー向上に欠かせません。
最後となる「マクロ」の関係とは、
国境を越えるような状況を介した関係でおこなう、広い概念の「対話」や
コミュニケーションということになります。
しかし、この線引きに明確な法則があるわけではなく、
その説明プロセスでのイメージ認識で概念的な場合が、
「対話」ということを理解するときには有効な表現ということになるでしょう。
さて、前回は「対話」することは、人の生き方や成長に欠かせないばかりか、
いつの時代も、人が暮らすところは、
二人で向き合い土を固めて新しい時代を切り開くことが
その原点として求められているのではないでしょうか。
二人という関係は、発展的には「社会」であり「向き合うこと」、
それはすなわち社会に建設という、理念をもった広報活動ということになります。
「対話」が「広報」である。観念的に多少の飛躍があることも認めますが、
広報の積極的理解として、そんなに途方もなく乖離があるわけではなく、
むしろ今、このような前向きな思考が求められると考えるのです。
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