H29年11月議会文教福祉常任委員会

議案第1号　平成２９年度佐倉市一般会計補正予算の増額には、

市内在住の方の遺言による寄付66556000円を保健福祉振興基金積立金とするもの

扶助費など不足が見込まれる事業経費の増額、介護施設等の整備等に係る補助金の増額、

南部保健福祉センター空調改修工事の増額があり、全員賛成で可決。

議案第11号　佐倉市立公民館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定については、

現在、使用料が無料の公民館を有料にするものです。

次世代を担う子どもたちが、持続可能な社会教育環境を確保できるようにするためには

利用者に応分の使用料を負担して頂く事が必要と考え、

佐倉市使用料・手数料の見直しに関する基本方針に基づき、公民館の使用料に関する規定を改めようとする議案に

会派のぞみは賛成します。

文教福祉常任委員会では賛成多数で可決。

公共性が高く、社会教育や家庭教育という観点で使用される使用料については、年間数回は減免されるよう意見を申し添えました。

陳情第13号住民の健康増進と２０２０東京オリンピック・パラリンピックにむけて受動喫煙防止条例の早期制定を求める陳情書

陳情第14号「千葉県受動喫煙防止条例の早期制定を求める意見書」の提出に関する陳情

については、子どもや妊産婦の受動喫煙防止については、早急に対応が必要の立場から陳情13号14号は、会派のぞみで賛成しました。

陳情第15号　精神障害者も千葉県重度心身障害者医療費助成制度の対象とする意見書を千葉県に提出を求める陳情書

については、佐倉市が単独補助事業で精神疾患障害者の入院に対する助成と精神疾患障害者福祉手帳診断書文章料補助（5,000円まで）

をすでにしていることから、予算的に重度心身障害者医療費助成を市で行うことは厳しいと判断し、

精神障害者も千葉県重度心身障害者医療費助成制度の適用対象とする意見書を、千葉県に提出をもとめる陳情に賛成しました。

因みに、精神疾患障害者福祉手帳診断書文章料補助（5,000円まで）は、平成28年度が526件、平成29年9月末現在が266件補助しています。

精神疾患障害者診断書は他の診断書よりも高額（10,000円から20,000円）のため、負担を軽くするための補助を佐倉市で行っています。

精神疾患障害者手帳取得の方は平成19年度が400名、平成29年度が1220名。

扶助費の増加は今後も見込まれることから、優先順位を見極めて施策を進める事がますます重要になっています。

明日は、議案第12号　佐倉市土地の埋立て及び土質等の規制に関する条例の一部を改正する条例の制定について他を

経済環境常任委員会で審議します。