佐倉市議会はしおか協美
市政にキョウミ
 



 今定例会で審議されるのは、H25年度決算、H26年度補正予算、志津小、青菅小に学童保育が開設されるに伴い条例の一部を改正する条例制定他、

道路線認定、財産の取得他についてです。

H25年度歳入決算額は468億2,497万873円に対し、歳出決算額は、437億3,318万3,398円であり、

差引残額30億9,178万7,475円のうち、継続費逓次繰越額、繰越明許費繰越額、事故繰越繰越額を除いた実質収支額は

26億1,938万5,475円でした。

歳入決算の総額を平成24年度決算と比較すると7.2パーセントの増、金額にして31億3,725万4,715円の増となっています。

9月22日から26日まで決算委員会で審議されます。

財産の取得については、上志津地先において、昭和57年から土地の無償貸与を受け、志津自然園として周辺住民の利用に供していた

土地9,170.25㎡について、土地所有者からの土地の買取り申し出に伴い、貴重な緑を恒久的に守っていくため、

また住宅密集地域内における防災空地としての機能を考慮し、6億3,100万円をもって取得しようとするものです。

決算審査以外の議案は、9月16日から19日までの常任委員会で審議されますので、現在慎重に下調べをしています。

 

※注 予算を執行する現場では、年度末の公共工事など予算を年度末に無理やり使い切るといった無駄が生じないように継続費、繰越明許の制度があります。

継続費逓次繰越額・・、継続費は2会計年度以上にまたがって経費を支弁する必要がある事件について、

           予算の定めるところにより、その経費の総額及び年割額を定め、数年度にわたって支出することができる。

           ただ、予算として議決を経た年割額は、あくまでも予定額であるから、年割額の実支出額が当該予算で定めた年割額に

           達しない場合は、毎年度の支払残額を継続最終年度まで逓次繰越使用をすることができる(地方自治法施行令第145条)。
 

繰越明許費繰越額・・① 経費の性質上年度内にその支出を終わらない見込みのあるもの 

           ② 予算成立後の事由に基づいて年度内にその支出を終わらない見込みのあるもの

事故繰越繰越額・・ 歳出予算の経費のうち、暴 風、洪水、地震等の異常な天然現象、地権者の死亡、工事中の崩落事故による中断、

         債務者の契約上の義務違反など、その年度内において支出が終わらなかった場合に、事故繰越しができます。

 



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コメント
 
 
 
定例会 (koala)
2014-09-08 19:12:53
行政、企業、家計、いずれも財政上の収支、資産と負債のバランスをベースとして、施策を優先順位をつけて、実施される事が肝要です。健全な財政を大切にして、適切な論議と議決を期待しております。橋岡議員の活躍を応援しています。
 
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