佐倉市議会はしおか協美
市政にキョウミ
 



常総市の人口は、61,302人、面積は、

 
123.6平方キロメートル。
 
先日の一般質問に対する佐倉市の人口は
 
5月末速報値で170,586人。
 
面積は、103.6平方キロメートルです。
 
常総市といえば、2015年9月の鬼怒川が
 
氾濫し15人の尊い命が奪われました。
 
 
以前、市民防災倶楽部の仲間で、中島恵
 
美講師「常総市大水害を体験談 大水害か
 
ら見えてきたこと」の講演を聞いたこと
 
があります。
 
中島恵美さんのご実家は3代続く常総市内
 
の酒屋さん。
 
川から700メートルの位置に実家があり、 国道294号線沿い ミサカ地区
 
2015年9月10日 朝7時足のすねまで水。
 
7時30分腰
 
8時胸 120センチ2階へ避難。
 
10時150センチ 水は下から上がって来る。
 
3日間断水停電したが、支援物資もなく、
 
支援物資を取りに行けない。 友人知人か
 
らの食料が届いた。
 
10日の夜は 胸まで水につかりながら仏壇
 
上のろうそくを取りに行く。
 
その被災した 夜中には早くも不審者が集
 
落をうろつく。
 
翌日、自衛隊、警察ニセモノが来たり、
 
避難所に寝泊まりしていた泥棒もいた。
 
警察、自衛隊、消防がパトロール してい
 
たが、次から次に不審者。「だめだ、この
 
辺は住民がいるよ」と言いながら去る輩
 
も。
 
古物商、報道関係者の中にも不審者。
 
カセットコンロ生活。
 
ポランティア受け入れ心配だったが、 泥
 
かき、消毒、床板はがしなど、中島さん
 
の家だけで
 
2ヶ月間に460名ポランティアさんに手伝
 
ってもらった。
 
疲労がたまらないようにボランティアさ
 
んと高齢の両親の作業時間割を作り、や
 
って頂く内容をわかりやすく伝えた。
 
ボランティアが大学の単位になるとか
 
で、写真だけ撮って帰る人も・・
 
400名 高校3年生アンケートをとり被害者
 
の会の冊子をつくり後世へ伝える。
 
新しい住民 地名が分からない 日本語が分
 
からない外人もいるので、避難緊急時は
 
防災無線よりサイレンが重要。
 
市職員の残業代 1ヶ月100万円。
 
大規模半壊の家に対しての支援金150万
 
円で6畳間1間やっとなおせた。
 
鬼怒川の東側 大被害、支援物資届かず。
 
鬼怒川西側の避難所に物資が集積・・被
 
害なし。支援物資余る。
 
3ヶ月で店を再開させたとはいえ、その中
 
身は壮絶な体験だったことが分かりまし
 
た。
 
被災した方だからこその体験を伺い、と
 
ても勉強になりました。
 
常総市は、首都圏から日帰りできるとこ
 
ろに位置するので、不審者がやって来る
 
のが早く、数も多かったのではないか
 
と。
 
これは、佐倉市も同じ。
 
共助のためにも不審者に対応するために
 
も、やはり普段から地域のつながりをし
 
っかりとして近助力をアップすることの
 
大切さと災害時の行政の采配が住民の命
 
に直結する事を改めて痛感しました。
 
・・・・・・
 
さて、今日は直接行政担当職員のお話を
 
伺います。
 
 
 
 
 
 


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