今日は、SL例会で救命救急訓練、佐倉駅前Jazz Festival、そばカフェで301寄席と伺いましたが、
共通するのは、山村武彦防災危機管理アドバイザーが3-11以前から推奨されている
自助・近助・共助のなかの「近助」という概念です。
これは防災に限らず、防犯、子育て、教育、介護・・・全てに向こう三軒両隣の「近助」が
大きな助けになります。
そばカフェで301寄席・三遊亭遊かりさんの高座のあとの懇親会でも
あらためてこの近助をすすめて欲しいとご要望をいただきました。
大地震は起きるという認識は皆持っているが、今夜は起きないと思っている人が大多数であり、
阪神淡路大震災では、建物、家具の下敷きで87パーセントが亡くなっていることを踏まえ、
カタカタ揺れたら、
小さい揺れを感じたら、
緊急地震速報を聞いたら、
我が家の安全ゾーンへ避難するくせを付ける訓練が
必要だと山村武彦防災危機管理アドバイザーがおっしゃっています。
避難する後ろから津波が押し寄せて来ても、凍りつき症候群で動けない人が多かったそうです。
命捨てるな物捨てろ、捨てることが出来ないなら家具部屋をつくれ!です。
人間は、都合の悪い情報を無視し、自分の都合良く考えようとする認知心理バイヤスがあるので、
防災に対して悲観的に準備し、楽観的に生活することについても
山村氏が強調されています。
また、阪神淡路922人、3-11東北の地震では1805人避難所で亡くなっていることを踏まえ、
これからの防災訓練は、
命を守ることを優先し、
ドアを開けくつを準備、
災害予防訓練では命を守る訓練、
避難訓練から生き残り訓練へシフトする、
火を出さない 訓練、
夜間の防災訓練、
在宅避難生活訓練では自宅で電気ガス水道を止めて生活する訓練を示されています。
JR佐倉駅前Jazz Festivalは盛況で来場された方々がとても喜んでおられました。
この準備に携わった関係者の皆さんのご苦労は大きかったと思いますが、
こうしたイベントは「近助」に繋がりますし、落語に出てくる長屋での暮らしぶりは「近助」そのものです。
私は、ブログで身近な話題を皆様にお伝えしていますが、
ブログやFacebookは、目次のようなもので、考え方や思いは実際に会ってお話しなければ
「近助」の佐倉市は出来ないと考えていますので、御用の方は
どうぞ橋岡へ直接お電話ください。090-7816-7745
次回第10回そばカフェで301寄席・柳家吉緑&三遊亭遊かりは、
11月5日日曜日17:00~ユーカリが丘そばカフェです。
お腹を抱えて笑う落語に来てください。
予約は、043-462-7338そばカフェまで。