令和5年度千葉県北総地区市議会正副議長
会研修会が11自治体の議員が出席し開
催されました。本日は鍵屋一先生を講師
に『自治体防災対策と議会、議員の役
割』という演題で研修を受けました。先
生は、元板橋区危機管理担当部長、板橋
区議会事務局長を務め京都大学博士他歴
任され内閣府の『災害時要援護者の避難
検討会』、文部科学省避難所となる学校施
設の防災機能に関する調査研究会』ほか
多くの防災関連の委員を歴任していらっ
しゃいます。講演では、先生の出身地男
鹿市のナマハゲは災害ボランティアであ
り、要支援者情報(ナマハゲ台帳)に基づ
いて避難支援を行っていると話されまし
た。避難場所や避難路、避難方法が共有
出来るのは、ナマハゲ台帳があるからこ
そ!人間には正常化の偏見『自分は大丈
夫!』があり、地震時の大きな揺れの後に
亡くなる人、怪我をする人、無事な人が
いる中で、自分が怪我をする人と想像す
る人が居ないことこそが、自分は大丈夫
と思う始まりだと。
外国人、障害者、高齢者それぞれの個別
避難計画を作る必要があり、その根底に
ある一番大切なことは良い人間関係を
作ることだと結びました。
今日頂いた資料を持ち帰り復習し
現場に役立てたいと思います。
お世話になりありがとうございました。
| Trackback ( 0 )
|
|