たばこの煙には、ニコチンや一酸化炭素、タールなどが含まれていますが、
たばこの煙は、吸う煙(主流煙)よりも火のついた方からの煙(副流煙)に害があるものが多く含まれています。
たばこを吸っている人のそばで、この煙を吸う受動喫煙は健康に害があり、主流煙に比べて副流煙には、
タールが3.4倍 、一酸化炭素が4.7倍、ニコチンが2.8倍、含まれています。
煙草の煙は本人が喫煙しなくても、受動喫煙の危険にさらされています。
児童生徒の喫煙防止の指導とともに,受動喫煙の健康面への害についても併せて学校で指導し、学校の施設面については,
すべての小中学校において敷地内禁煙の措置がされていますが、
家庭教育学級において,受動喫煙の害について知らせ,学校・地域・家庭の協力と啓発が大切となっています。
佐倉市のタバコによる税収は8億4335万円。
しかしながら、喫煙者の方々も未成年者や妊産婦の喫煙には眉をひそめるかと思います。
14歳までに喫煙をするとがんになる確率が約4倍、心臓病は10倍になると言われています。
また、薬物乱用に手を染める青少年の99パーセントは喫煙者であり、
未成年者の喫煙は非行の入り口となっているのが現状です。
薬物の乱用と同じく未成年者の喫煙は「ダメ!絶対!」です。