佐倉日蘭協会は発足から38年、オランダ
児童交流、オランダ語教室、オランダ料
理教室、チューリップまつり出店、東京
散策(先日は青山学院)、オランダ事情講
演会等を開催しています。
本日は『広場の少女、アンネ・フランク』
アムステルダムユダヤ人の近現代史
千葉大学法制経学部
水島治郎教授👨🏫による講演
オランダが独立する歴史にはじまり
ユダヤ人とアムステルダムの街の発展
アンネ・フランク一家のメルヴーデ広場
での8年間の生活とアンネ、ハンネ、サン
ネの仲良しトリオを含めた仲間たち。
1942年7月6日からの2年間の潜伏生活に
ついては、2020年から3年間のコロナ禍
での生活を比較に呈示しながら、アンネ
の潜伏生活について講演してくださいま
した。
ドイツ軍によるユダヤ人への迫害の下、
レジスタンスにより600人の保育園児が
助けてられた事も知りました。
また、制限の大きい潜伏生活の中でも英
語やフランス語、地理学、歴史を学び、
生き生きとした日記の記述は、8年間のメ
ルヴーデ広場での生活が影響した事が分
かりました。
アンネは最終的には、ベルゲン・ベルゼ
ン強制収容所に送られ劣悪な環境で死ん
でしまいますが、広場で仲良しトリオの
一人であるハンネリと父である
オットー・フランクは生きびアンネの日
記が世に出る事になりました。
現代の世界情勢も踏まえながら実に深い
講演会でした。
ご興味のある方は是非、佐倉日蘭協会の
事業にご参加ください。
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