佐倉市議会はしおか協美
市政にキョウミ
 



能登半島地震は、

1月1日16時10分発災。

16時22分大津波警報

解除は翌日10時00分。

報告のはじめは、2/4〜2/13住家被害認定調査秋葉主査から、珠洲市(震度6強)住家被害認定調査について。

次に、避難所応援派遣として、橋本主査補から。避難所は珠洲市大谷小中学校。トイレ使用不可。排便袋。屋外仮設トイレ。自衛隊から5トンの水を5日に1回給水。飲料水はペットボトル。当日の避難者は30から40人。当初は400名ほど。区長、地元議員で自主運営。水の確保は防災井戸はなく、上水が使えない避難所では、屋外洗濯場は貯水タンクから使用したが、2日でほぼなくなってしまう。

上下水道課の給水車の報告では拠点が金沢市だったので、片道3時間かけて輪島市へ通ったそうです。発災時は片道5時間かかったようです。輪島浄水場も被害を受けて、2月から復旧しここから給水。組み立て式給水タンクに給水。ポンプ使用。給水タンクを複数設置。水道管連結部破損したので、給水車のポンプを使い土砂を吐き出す作業。生活基盤を担う責任を感じたと報告されていました。

災害時の飲料水の備蓄は必須だと改めて話しておられました。1月1日発災後、

給水車は1月3日稼働したので、少なくとも 3リットル✖3日分、一人9リットルは備蓄して下さいと述べられました。

しかしながら、アンケート結果によると備蓄している人は4割

志賀町震度7に派遣された、

災害廃棄物処理業務についての報告(金子主任補佐) 海岸近くは液状化。瓦屋根のため1階部分がつぶれてしまった。

公費解体受付支援。義援金、公費補助が一緒の場所に設置されていた。公費解体をいかにスムーズに進めるか肝。

災害廃棄物処理業務は、

家具を捨てるにも分別が重要と報告がありました


トイレも水も確保するのが困難な中、被災地に派遣された職員は手挙げ方式。つまり、志願して下さったことに心から感謝申し上げます。

千葉県の県教育委員会からは教員が5名、輪島市から集団疎開した白山市に派遣されていたことに感動。そこには、親戚の中学生がおりましたから・・


自治体の被災地支援は対口支援で珠洲市に職員が派遣され、活動しました。給水車については県が派遣について主導し、輪島市へ。

復旧、復興の遅れは指摘されていますが、半島ならではの道路の寸断等、特別な事情がありました。千葉県も半島です。職員派遣を通して学ぶ事は多くあったと報告がありましたので、是非、佐倉市の災害対策を前進させたいと感じました。


まずは、物資の集積所が佐倉市立体育館一箇所だけという現状から、複数箇所にすべく努力したいと思います。平時にもユーカリが丘から佐倉市立体育館へは30分近くかかりますから、災害発災時は毎日往復は不可能です。

佐倉市の西部地区にも物資の集積所を設置するよう求めていきたいと思います。



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