千葉市内の病院の現状です。
軽症なら自宅で自己隔離。受診する
場合は、事前に相談機関に電話して
からです。医療現場の先生やスタッ
フさんを守るために!
河内文雄先生からシェアさせていた
だきます。
『<令和の二二六事実>
昨日の厚労大臣の記者会見後から、
医療機関への安易な受診は控えるよ
うにとの広報が、テレビなどを用い
て繰り返し行われています。しかし
百聞は一見に如かず、実態は1枚目の
写真の通りです。さらに言えば、午
前中の84名の受診者中、あらかじめ
電話してから受診された患者さんは
2名のみ。帰国者・接触者相談セン
ター経由はゼロでした。ちなみに駆
け込みの胃癌検診6名。
◇ われわれはこの事実を土台として、
あてにならない行政やノーテンキな
国民に頼ることなく、自分たちの経
験と知恵を総動員して、対応策を組
み上げていくしかありません。 ・ 新型コロナウィルスは目に見えず、
初期の症状も通常の風邪と区別がつ
かない以上、われわれがどれほど気
を付けても、医療機関での院内感染
を100%防ぐ手立てはありません。 ・ ただし軽症であれば、どちらであっ
ても対症療法しかできることはあり
ませんから、自宅で自己隔離して、
咳などの呼吸器症状が強くなればレ
ントゲンを撮るという方針で臨んで
います。 ・ 中にはリスキーな患者がいきなり受
診する場合もあります。今日も2枚目
の写真のように、ガードを固めて対
処しなければならない、海外からの
帰国者が受診しました。 ◇ 3枚目の写真は、本日受診した基礎
に気管支喘息の有る70歳女性の肺炎
像です。4枚目の昨年末の胸部X線写
真と比べるとわかり易いと思います。
かかりつけの患者さんで、以前にも
同様のエピソードがありましたか
ら、その際と同じ加療を開始しまし
た。
◇ 自分にできることは、ただ淡々と現
場の実態を伝えていくことだけで
す。
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