6月議会で老朽化した公共施設の更新費用とその財源について質問しました。
今後40年間の公共施設の更新費用は、建築物で約1,177億円、インフラで約1,743億円、合計2,920億円。
年平均にすると、建築物で約29億円、インフラで約43億円、合計73億円と試算。
その財源として公共施設整備基金があり、条例の趣旨から公共施設の更新や大規模修繕などの財源としての活用は可能
ですが、この基金の残高は平成29年度末で約1億5,400万です!
この数字から言えることは、財源の課題です。
さて、本日の市民からのご相談は、上下水道に関するご相談でした。
私有地内の老朽化した上下水道の修理、例えば漏水などは、個人持ちですが、
〇十万かかるとなると、大きな出費。
上下水道だけでなく家のあちこちが老朽化していますので、頭の痛い問題です。
近隣市の調査によると相続した家の45%が空き家になっている実態を踏まえますと、
個人個人が自宅を今後どうするかを事前に計画的に考え始める時がやってきます。
皆様からおあづかりした税金で老朽化した公共施設を更新するにあたり
公共施設等総合管理計画が確実に実行できるように、進捗をきめ細かくチェックする必要があると
痛感しています。
写真は八百屋さんで見かけたジャンボスイカ。
4人家族の家庭では大きすぎますが、学校や幼稚園、保育園では喜ばれるサイズですね。
ところで、(仮称)佐倉図書館等新町活性化複合施設設計業務委託」に関する公募型プロポーザルを実施し
第1次審査で16社が5社に絞られ、23日の二次審査で1社を選定される予定です。
この適材適所の大きさでかつ美味しいスイカではありませんが、佐倉にふさわしく、建設される新町の活性化につながり、
秋祭りの重要な拠点となっている広場としての機能を備えた、
佐倉図書館複合化施設が選定されることを心から願っています。
ちなみに審査する委員会の委員は
(1)資産管理経営室長
(2)産業振興課長
(3)社会教育課長
(4)佐倉図書館長
(5)都市計画課長
(6)その他市長が必要と認める者
です。