p>11月議会一般質問1日目
神門再生土の問題の課題についての質問に対し、水路の整備と境界線の確定について
答弁がありました。
水の循環を良くすることで悪臭を減じ、再生土搬入用地と隣地の境界線を確定する必要があるという事です。
神門の再生土については、千葉県が現地を検査した結果、フッ素と鉛の濃度が国の環境基準を超え、事業者に全量の撤去を求める
行政指導を出しました。
約1万6千平方メートルの土地に約4万8千立方メートル分が搬入されましたが、埋め立て土壌から発生した異臭で窓が開けられない、
油のような水が浸入しているなど、寝ても覚めても鼻を衝く臭気と汚水に悩まされる地域住民からの悲痛な声があがり、
佐倉市神門地先の再生土埋め立て工事に関する請願書が9月議会で採択されました。
県は、9月中に現地の埋め立て土壌(深さ約1メートル地点の5カ所)を採取。
その検査結果でフッ素の溶出量と鉛の含有量が環境規制基準の2倍強の濃度があり、
埋め立てに使われた物が資材扱いの再生土には当たらないと判断し、県がすべての撤去を求めたものです。
搬出するまでには、課題が山積しています。引き続き注視していきます。
*再生土の規定は、建設汚泥その他の産業廃棄物を中間処理施設において中間処理し有用な資材として再生したもの