天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

冷却改造KissD 乾燥空気送風

2009-01-11 18:44:40 | EOS KissD冷却改造
 冷却改造KissDの結露防止策として乾燥空気の送風加工を
しました。初めはカメラ内部にホースを引き込む事を考えましたが、
分解が面倒ですので、対エプシロンとしては最も簡単かつ効果が
高いと思われる補正レンズとCMOSとの間に送風することにしま
した。加工と言ってもカメラアダプターに3mmの穴を空け、ホース
を差し込んだだけです。
いずれ基板の結露防止の為にカメラ内部へ送風する場合も考えて
通常より細いΦ3mmのホースを使いました。

エアーポンプはDIY店で980円で入手のもので、ちょっとモーター
の音がうるさいですが、赤道儀の駆動音の方がもっと大きいので
問題ありません。乾燥剤は後ろに見える蜂蜜の容器に入れて
います。
今回も、またカメラ内部へ送風する場合も一応は閉じた空間への
送風ですのでそれほど流量は必要無いと思います。
効果ですが、わざとCMOSと補正レンズ内側を曇らせ送風を開始
すると、数十秒で見る見る曇りが消えて行きます。
シャッターを閉じた状態では少し効果は低くなりますが、撮影前に
乾燥空気で満たしておけば恐らく結露はしないと思います。


テストしました。
今日は気温が低く乾燥しているようですので、乾燥空気送風の効果か
どうかは判りませんが、未冷却時3.9度(カメラ電源ON)-->冷却時
-9.7℃で、マイナス13.6℃の冷却で結露は認められませんでした。




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