天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

M45でε160オフアキシスガイドのテスト

2009-09-02 09:57:54 | ε160用オフアキシス・ガイダー
 昨夜は台風が過ぎ去った後の良い天気で、後述する改良したDSI Pro
バレルでオフアキシスガイドのテストを行いました。
初めにM31を露出60分で撮影したのですが、恐らくバレル改良でいじった
為でしょうか、ピントが大きくズレていました。
急いでフォーカシング支援ソフトでピントを合わせて、東に昇って来たM45を
時刻も遅くなったので40分露出で撮り直しました。
この時気が付きましたが、4本のスパイダー回折像のボケ方が一様では
ありません。今回の改造でカメラマウントのスクェケアリングが狂っていると
思います。

M45
ε160 冷却&IRC換装改造KissD ISO100 露出40分 冷却温度7.5℃
半自作オフアキシス・ガイダー使用、DSI Pro+PHDGuiding
ノートリミング、ダーク、フラット補正なしノートリミング、ダーク、フラット補正なし


上画像中心部等倍切抜き

つぶさに見るとやはり赤経方向(画像上下方向)に星像が少し伸びて
いますが、まずまずと思います。




 DSI Proのバレルは脱落防止の為、固定ネジが引っかかるように
中間部分が少し細くなっています。これを切断した為に根元よりも先端が
細い状態で、しかもこの細い部分の長さは3mm、バレル全長でも6mm位
でしょうか。オフアキシスガイダーに取り付けた時に少々不安定でした。
そこで先端部分に0.3mm厚の銅板を3mm幅に切って両面テープで貼り付け
ました。バレルは根元までスリーブにはまるようになっていますので、これで
とりあえず不安定感はなくなりました。
微妙なピント調節はバレルの抜き差しではなく、DSI Pro本体とバレルの
取り付け部36.4mmネジの回転で行い、ピント位置で横からビスで固定
しています。
バレルは表面がアルマイト加工されていてとても硬く、切断に苦労しました。





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