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天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

2月26日のルーリン彗星

2009-02-26 15:06:49 | 彗星
 最接近を過ぎたルーリン彗星ですが先回撮影した22日に比べて明るく
尾も長くなっていました。双眼鏡では片方の腕がないM31のような感じで、
肉眼でもはっきり分かり、M31より明るいように思いますので4等級位
でしょうか。それにしても移動が速く、もう土星から大分離れています。

2009.2.26
01h05m54s~01h45m15s 露出6分(ISO800)x6枚コンポジット
ε160 冷却改造KissD(冷却温度マイナス7.9℃)
ガイド鏡Nikon180mmEDレンズ+2倍テレコン+DSI Pro+PHDGuiding
彗星頭部でガイド、周辺部トリミング


2月22日のルーリン彗星

2009-02-22 10:25:13 | 彗星
 時間的にも撮影し易くなってきたルーリン彗星です。
7cm双眼鏡では尾もぼうとした光芒として確認できました。
肉眼では19日よりもその存在が判りやすく、少し増光しているようです。
ガイドはDSI Proの露出を短くして行いましたが、やはり点像の恒星とは違い
難しいようです。恒星の軌跡がジクザクになっています。
流石に10分以上の露出ではノイズが目立ちます。

2009.2.22
「00h36m48s露出12分」と「01h03m33s露出15分」の2枚コンポジット
ε160 冷却改造KissD(冷却温度約マイナス9℃) ISO200
ガイド鏡Nikon180mmEDレンズ+2倍テレコン+DSI Pro+PHDGuiding
彗星頭部でガイド、中心部切抜き

露出が長いのでノイズは目立ちますが、ISO400に比べてISO200では
画像自体は滑らかです。


2月19日のルーリン彗星

2009-02-19 11:45:42 | 彗星
 月明かりの影響も無く高度も高くなって撮影条件が良くなって来た
ルーリン彗星ですが、肉眼では微かに存在が判る程度で光度は
5等級後半でしょうか。
7cm双眼鏡では大きくなった姿が判りましたが尾は見えませんでした。

2009.2.19 01h11m54s~01h16m54s 
ε160 冷却改造KissD(冷却温度約マイナス11℃) ISO400 5分露出x1枚
ガイド鏡Nikon180mmEDレンズ+2倍テレコン+DSI Pro+PHDGuiding
彗星頭部でガイド、中心部切抜き

DSI Proの露出を2秒とした為か頭部が大きすぎてガイドがジグザクに
なりました。次回は露出を短くして頭部中心をガイド出来ればと思います。


2月15日のルーリン彗星

2009-02-15 13:18:35 | 彗星
 月が直ぐ近くにありましたが晴れていたのでルーリン彗星を撮影しました。
掲載は3分露出の画像ですが、2分露出でも移動しているのが分かりました。
10数コマ撮影しましたが月明かりの為かコンポジットの効果が見られません。
その後、核でのガイドを試そうとしましたがガイド鏡がドーム回転部に掛かり、
鏡筒を反転し準備している間に空が明るくなってしまいました。

2009.2.15 04h37m14s~04h40m14s 
ε160 冷却改造KissD(冷却温度約マイナス5℃) ISO100 3分露出x1枚
中心部等倍切抜き